漂うのは謎の動物臭

文字がでかい。なんか自分の嫌なとこをみるようだ。しょうせつなんかそんなに崇高なものじゃない。音楽なんかろくなものではない。


と知った。


人間の理性やらなんやら書く。いろいろ人間的なものもあるはずで、ああでも俺は人と話していても楽しくないのは、どうしてだろう。


「所詮は人間関係で」と僕は言った。

「そうね」と彼女は言う。


ああ闇と同じように漂うのは俺がこれをやっているからで、なぁ人生が地獄の連続だったわけだが、ようやく光が見えるかもしれないのだ。


希望と絶望の大きさはきっと彼が知っているだろう。


俺は欲望の海を眺めていた。

とびこんだら大変だったのかもしれないが、俺はかかんに飛び込んでいった。

自らの欲望に嘘はつかない。

で、数々の幻影を破壊していった。


俺は人間に自らを教えた。

鏡を渡した。

おそらくこれからも。

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