@あかりさんち

(回想)


一樹「玉置さんが言うには人との付き合い方と心の支えになるものが大事らしい。」


あかり「そうなんだ。一樹はしばらくそっちにいるの?」


一樹「そうだな。落下の日までは。」


あかり「そっか。」


一樹「休み取ってあかりもこっち来たら?」


あかり「うん。今やってる仕事が片付いたら行く。」


一樹「、わかった。よろしく。」


あかり「はい。」


(回想終わり)



あかり「あらためて、はじめまして」


僕「はじめまして」


あかり「今日は来ていただいてありがとうございます。」


僕「いえ。」


あかり「さくらちゃんにお願いして来ていただいたのはさくらちゃんのことでお話ししたいことがありまして、」


僕「はい、分かっています。」


あかり「、彼女は超能力者です。」


僕「はい。」


あかり「それでもお付き合いしますか?」


僕「はい、もう決めたことです。」


あかり「、彼女を支えてあげてください。」


僕「はい。」


あかり「彼女の超能力が暴走しないためには心の支えが必要です。」


僕「僕が守ります。」


あかり「、他に懸念けねんはありますか?」


僕「あります。記憶がなくなります。」


あかり「・・他人といるとコントロールできなくなることはありますか?」


僕「いえ、ありません。」


あかり「記憶がなくなるのは防げますか?」


僕「超能力を使わせません。もう二度と」


あかり「そうですか、わかりました。もし困ったことがあれば私に相談してください。」


僕「ありがとうございます。」

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