第40話‐2ハロウィンへ後編(ホラー)

池袋のハロウィンイベント会場の公園で、突然アルスナーダのトロルが現れ、辺りの物を破壊し始めた!


ガラナは俺から代り、3メートルは有りそうなトロルに向かって行った!


「不味いガラナ!ぬこ娘のコスプレをした女の子が襲われそうだ!」


「そうはさせないよ!風の聖霊よ。ショットウェーブ!」


ガラナは衝撃波の魔法でトロルを攻撃!


クリティカルな一撃を与え、トロルは2、3メートル吹き飛び倒れ込んだ!


そのお陰で女の子から遠ざける事が出来た!


「凄い!鬼〇郎のお姉さんありがとう!」


「いいから早く逃げるのよ!風の聖霊よ、火の聖霊よ!」


「ダメだ!」


「ちっ!」


ガラナがまたあの強力な魔法を使いそうに成っていた。俺は空かさず一喝して止めた!


「・・・・仕方ないわねぇ。・・・・勇太!アンタの真似事させて貰うわよ!」


そうガラナが言うと


グォォォォォォォォォ!


起き上がって向かって来て、更に振り被って殴り掛かって来たトロルに対して


「風の聖霊よ・・・・ショットパーム!」


殴り掛かって来たトロルの攻撃をかわし、手のひらを鳩尾に当て、ゼロ距離からの衝撃波の魔法による攻撃で、トロルはまた吹き飛び倒れ込んだ。そして今度はピクりとも動かない。


「今だよ!デカブツ!」


「む!致し方あるまい!パーティクルデコンポジション!」


トロルは光と共に粒子分解して消えて行った。


「鬼〇郎のお姉さーん!」


さっきのぬこ娘のコスプレの女の子が、こっちに向かって走って来た。


「あら?アンタ未だ逃げ帰って無かったの?」


「お姉さんの事が心配に成って!」


「仕方ない子ねぇ。」


は!?


急に目の前に居るぬこ娘のコスプレの女の子が強張り、動向が開ききり蒼白に!そして俺達、ガラナの背後斜め上を見詰めていた?


「危ない!」


パン!


ドサッ!



ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン



「大丈夫か!ガラナ!」


5、6メール前にはシルバーのマスケット銃を構えた、女の子ガイバーンが!


は!と後ろを向くと、頭を射たれたトロルが倒れていた!


「危ない所だったな!」


と女の子ガイバーンが走り寄り、話して来た。


今にも崩れそうな目の前女の子を、ガラナは優しく抱き抱え


「助かったわデカブツ。」


とガラナは言った。


その時、北条さんと紗理奈も走り寄り


「気味の悪い奴だったわ。ガラナさんの背後の地面から黒い影の様にニュッと現れて・・・・。」


「なんか怖い・・・・。」


北条さんと紗理奈が、その時の事を話した。


「所でデカブツ!アンタよくそんな奴倒したわねぇ!」


「マ〇さんの銃だからな!」


「は?」


「だ・か・ら!マ〇さんの銃だからな!」


「は?言ってる事が解らないだけど!」


「ベレー帽に白のブラウス、それに黒のコルセットに黄色のミニスカート!?」


と北条さんが言うと


「あー!何時の間にか魔女が宅急便の魔女のコスプレから、マ〇カ☆ま〇かのマ〇さんのコスプレに成ってるー!」


と紗理奈が何か解ったみたいだけど?


「うむ!流石だ!二人共!」


何を言ってるんだ!この人達は!


「マ〇さんのマスケット銃では納得ね。」


と冷静に言う北条さん。


また訳の解らない事で盛り上ってるぞ!


この人達は!


「兎に角あのトロルを!?」


と後ろを向くと倒したハズのトロルが消えていた・・・・


「怖い!お姉さん!」


とぬこ娘のコスプレの女の子が言うと


「うむ!その手の存在なら!」


と女の子ガイバーンが地面に手を当て


「そこか!マインドイレース!」


その時黒い影が地面から現れ消えて行った。


「どうなったのガイバーンさん?やっつけたの?」


と北条さんが聞いた。


「うむ!例えるなら奴は死ぬ間際、自分のデータを地面に保存した。私はそのデータを特種な電磁波で消去した。此で二度と奴は現れないだろう。」


と女の子ガイバーンが説明した。


「まるでゴーストバスターね!」


と紗理奈が感心していた。


「それじゃ皆帰るわよ!」


















「何?あの影?」

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