7話シリーズバニーガールカフェバイト編

第7・?話1

放課後、オカ研の部室に皆が集まると


「合宿をするわよ。」


と行き成り北条さんが切り出した!


「また急に~。」


と紗理奈が呆れた様に言った。


「学校には話は通ってるの?」


と俺は北条さんに聞くと


「未だよ。」


と冷静に応える北条さん。


「それじゃ学校から予算が取れないんじゃ!」


と慌てる紗理奈


「何を言ってるの?中山さん。元から予算は着かないでしょ?」


と北条さんまた冷静に応えた。

まあ自称オカルト研究部、同好会だからねぇ。


「え~!じゃあどうするの?」


と紗理奈が嫌そうに言うと


「実費ね。」


と北条さんがまた冷静に言った。


「私お金無いよ~。」


と俺と紗理奈がハモって北条さんに言うと


「良いバイトを見付けてあるわ。」


と北条さん。


何だか嫌な予感しかしないんだけど・・・・

俺の魂がそう叫んでる。


「で、どんなバイト?」


と俺が北条さんに聞くと


「コスプレカフェよ。」


と冷静に答える北条さん。


「えー!」


と紗理奈とハモって驚いた。


やっぱり!


「趣味と実益を兼ねて有益よ。」


と北条さん。


アンタはそうでしょうよ!


「所で余り聞きたく無いんだけど、どんなコスプレをするの?」


と俺は北条さんに聞いた。


「バニーガールよ。」


と北条さんが俺を見ながら嬉しそうに言った。


またかい!


「ちょっと急用が・・・・」


と立ち去ろうとすると


「ベイフィールさん!貴女、私に・・は・裸で・・・」


北条さんが少しうつ向き、顔を赤らめて言った。


「わ、解りました。遣らせて頂きます・・・・。」


と仕方なく了承した。


勘弁して・・・・


「でも何でバニーガールのコスプレなの~?」


と紗理奈が嫌そうに言うと


「割が良いし、また褐色の女の子のバニーガール姿が見たくなったからよ。」


と俺を見ながら北条さんがまた嬉しそうに言った。


「べ、別に私のバ、バニーガール姿が見たいなら、また北条さんの家でも良いでしょ?」


と俺が北条さんに言うと


「言ったでしょ?割の良いバイトって?それに店で働く姿が見たいのよ。」


と良く解らないポリシーを語る北条さん。


誰か何とかして・・・・


「勇!?じゃなかった、ベイフィールさんのバニーガール姿ならこの間見たでしょ?」


と紗理奈。


紗理奈さんグッドです。


「あら、何度見ても良いものよ。」


と御満悦な北条さん。


誰か助けて~!


「じゃあ仕方ないね~。」


と紗理奈。


「おい!」


こうしてオカ研3人組は、合宿費用捻出の為にコスプレカフェでバイトをする事に決定した。


はぁ~

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る