第36話‐2

俺とガイバーンは、夏のイベント開場だった場所に到着すると、付近を歩き回ってモンスターを探した。すると何処からか悲鳴が聞こえて来た!


「何処から聞こえて来たんだ!」


少しして


「近くの駅からよ!」


と北条さんがインカムで話してきた!


「飛んで行くよ!勇太!」


とガラナに代わって飛んで行こうとした時!


「ダメですよ!ガラナさん!此処はバイクで急行するんですよ!・・・いえ!飛行機に変身して飛んで行くんですよ!」


と北条さんがまたインカムで謎の主義を強要して来たぞ!


またかい!と言うか


出来るかい!


「またパンツ見えちゃうよ!」


と紗理奈もインカムで言って来た!


「あ!・・・・。」


「うむ!此処はバイクで行こうではないか!」


「ちょっと!デカブツ!そんな事してる場合じゃないよ!」


とガラナの言葉を他所に、ブレスレットのガイバーンが北条さんの言葉に乗って来た!と思ったら光学迷彩が突然解かれ、ブレスレットのガイバーンが!


「マテリアルチェンジ!ウルフ!」


と行き成りS社のバイクにマテリアルチェンジした!すると周りにいた何人かの人が!


「あ!バルキリースターだ!」


「パンツの人だ!」


と騒ぎ始めた!


「う!パンツの人?」


声のする方を見ると私服の大田巡査だった!


お前かぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


「また会えたッス!」


こっちは会いたくなかったよ!

何で此処に居るんだ?


は!


まさか俺、バルキリースターが来る事を見越して居たのか?


兎に角周りの人達を避難させよう!


「モンスターが現れたから何処か安全な所へ逃げて!」


すると大田巡査が近寄ってきて


「写真とらせてくださいッス!」


と言って来た。


「う!」


ゾワ~・・・・


「い、いいから早く逃げて・・・」


と言い残し俺はバイクに股がり夏のイベント開場だった場所の前の広場から、三車線の大通りに出様とした時、イベント開場の来客らしき何人かの人から声援が飛んで来た!


俺は手で声援に応えつつ、左折して近くの駅へ向かった。大通りに出ると三車線の中央に鉄道の高架線があり、その駅は高架線の上にあった。


俺はバイクで現場に到着すると、其処にはワーウルフが暴れていた!バスの停留所のポストはへし折られ、辺りの路駐車は破壊されていた!


「勇太!不味いよ!あれの元は多分アルスナーダの人間だわ!」


「く!どうしたら!」


「兎に角奴を止めるのだ勇太よ!」


「仕方ない・・・・。」


俺はバイクでバス停の近くに居るワーウルフの近くへ行き、バイクから飛び降りワーウルフに飛び掛かって行った!だけどワーウルフは噛み付き掛かって来た!空かさず俺はワーウルフの眉間に当身を当てた!するとワーウルフは衝撃で後に飛ばされた!だけど、バック転で体勢を立て直し着地した!


ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!


唸るワーウルフ!


その時インカムで北条さんが!


「ダメじゃない空渡君!正拳突きをする時は、ハァァァリ〇ェェェェェェン!と気合いを入れて突かないと!」


と北条さんがまた面倒臭い事を言って来たぞ!


続けて北条さんが!


「今度は、科〇忍法竜巻フ〇イターよ!」


「うむ!勇太にはその技は厳しいぞ!亜里査よ!」


また訳の解らない事言い出したぞ!この人達は!


「良く解らないけど倒す気満々かい!」


ふと、高架線の駅へ行く陸橋を見る、と多くの人が避難していた。


その中に蓬田さんが!


「またあの子かい?」


とガラナも何か気に成ったようだ。

その時パトカーのサイレンの音が何処からか聞こえて来た!


ワーウルフはサイレンの音が怖いのか、逃げて行った!




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