永遠
幼い私には 解りようもなかった
- 同じ街の二人だ。
会うに容易いはずなのに
一体何が隔てているのかを
私の何気ない言葉に
「そうだね」って
貴方が泣きそうに笑うのを
なびく長い髪が隠した
時は過ぎて
諦めもつかない傷ばかり
私の胸にも凍りついて
ようやく知ったよ
貴方は
永遠を、耐えていた事
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