最低時給を確認しよう!
この小説を読む前にちゃんと考えてほしい、君はこの短編集を読むのに、どれだけ時間をかけているだろうか。カクヨムを使うぐらいだから読書の速さは並の人よりは早いだろう、仮に30分としようか。君が住む場所がどこか知らないが、例えば東京都とするなら、最低時給は932円だ。(これを書いている今現在はね)30分働くと、466円もらえることになる。そうだろう?君はこの小説を読むことで、466円を無駄にしているということだ。仮に飽き性の僕が更新を続けて、このくだらない短編集が伸びれば、もちろんもっと多くのお金を無駄にすることになる。このように、時間をお金に換算して考えるという概念を経済学の用語でいうと機会費用という。
もちろん、これは欠陥理論だ。いくらなんだって、30分余ったから30分だけコンビニバイトさせてくれ、なんて言って通る道理がない。そういう話じゃなくて、カクヨムで何かを読むときは、それをしなければ他にできたことがあると考えて、それでも読みたいと思ったら読む、という風にしたほうがいいんじゃないか、という理屈を言いたいんだ。やっぱり人生ってのは短いしね。君たちは合理的経済人として行動してほしい。
え?本編に入れ?うん、今日はこれで終わりなんだ、すまない。君の時給に見合うお話を考えることができなかったんだ。君に無駄な機会費用を支払わせたくないんだよ、わかってくれ。これはきみのためなんだ。
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