「平和な痛覚」
煩先生
戦艦が燃える
僕は旗を振る
大洋で祈った
愛国の蜃気楼
児を生す儘に
大人と信ずる
因果の包丁で
心臓は恐れる
兵隊が死ぬる
僕は神を視る
銃撃で弾けた
英雄の不純物
世を忌む故に
孤独と交わる
飽和の代償で
本性は歪める
「平和な痛覚」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます