第1話



物心が付いたときには


もう祖母といた。


それが当たり前だと…


「普通」だと…






祖母に伝えられてからを書こうと思う






伝えられるまでは


父は仕事、母も仕事と伝えられていた。


伝えられたのは小学校5年生。


「葵のお父さんは人を殺して捕まっているの」

「葵のお母さんは若いうちに葵を生んで遊びたくて葵のことを捨てたの」


大好きな祖母の声が聞こえたのを


今でも鮮明に覚えている…


まず、父が人を殺した理由から話そう。


理由は簡単。


父はヤクザだった。

そこで一人の男性を組長が殺すと言った。

父は組長を崇拝していたため

「組長が殺すくらいなら自分が殺します」

と言い一人の男性を殺す計画は始まった。


といったところだろう。


私はそんな父を軽蔑した。


涙が止まらない感覚を初めて味わったのだ。




母は私のことを18歳で生み


生後2か月の私を母の友人に預け失踪。


なんとも簡単な捨て方である。





そこで友人から連絡があり来たのが祖母。


今思えば祖母が来たのは不幸中の幸いだった…





私が捨てられたルーツは


とても簡単でざっくりしたものだ。





次はわたしの話でもしよう。






なんでもやれば人以上にできる鬼才。


だった…


なぜ今小説を書くにあたったかというと


自分が絶対に忘れないように


そして戒めでもある。


他人に公開しても問題ないところは


すべて書く予定…一切のフィクションは使わない。


今の私には自分を縛り、傷つけることでしか


自分を見いだせないでいる。




統合失調症、躁鬱病を患っている。




年齢は19歳。





こんなもんだろう…


次からは小学5年生から続く罰を書こうと思う。



















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