マイちゃんとボクその3

やがて、猫耳の毛が逆立つほど、笑いが止まらなくなってしまった

『どうしたんだい?』

と、さすがに、マイちゃんも怪訝な表情で、僕をみた

『わははははははははは、はははは』




『わははは、と、は、とま、は、止まらない、はは、止まらないよう』

『よし、まかせて』

とマイちゃんは、左手を上に振り上げた




『え、ちょっと、待っ』

と、ボクが気がついた時は、首だけ教室の床にめり込んでいた




『うう、痛いよ』

『ああ、ごめんごめん』

『あ、頭はたかれて思い出したけど、スナヲさんが呼んでたよ』

『?なんだろう』




そんな訳で、今日も平和です

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る