隅の麗人

久浄 要

怠惰な死体

この世界は無限という暗黒の海にある小さな島にしか過ぎず、我々の周りでは恐怖が渦を巻いている。

いや、果たして我々の周りでだろうか。我々の只中でという方がよいだろう。

私は知っているのだ。

夢の中で目にしたし、この世界には正気の者には見えないものが数多くあるのだから。


エドガー・ゴードン

『混沌の魂』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る