第4話救出

船体にはアラートが鳴り響いていた


「事故かな、こりゃ」


少年は辺りを見回す、ところどころに死体が転がっている


「生きている人間はいないか?」


と腕のリングが光った


『生命反抗があります、位置は』


リングが告げる



少女は倒れ付したままだった

意識が途切れそうになる

「だれかおらのか」

声がかれていた

まもなく自分も死ぬのか


「おーい、大丈夫か?」

今後は声に返答があった

誰かが近づいてくる

少女の視界に少年が移った

まるで救いに来た王子のように少女には見えた

「そなたは・・・」


少女の意識が途切れた


『警告本船は爆沈します、本船は爆沈します ただちに脱出してください』


「こりゃやべえ」


少年は少女をかかえると急いで歩き出した

自分のスターサーフィンにむかって

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