相談者のモンペ化。
それは、日本で用いられる女性向けの労働用ズボン・袴の一種である。
ゆったりした胴回りと足首の部分で絞った裾が特徴であり、着物の裾や上着を中に入れることができ、活動に適する。
もっぺ、もんぺいとも呼ぶ。雪袴。股引が語源といわれている。(参考Wikiせんせい)
それはさておき、相談者親子の内容とは赤貧喘ぐような、とはいかないまでも経済的なお話。
一介のカウンセラーに過ぎない涙。そしていつの間にか彼の肩を持つ沁。
ルイは、ドアにコップをあてがっていたのか気になります。
作者からの返信
そ
の
モ
ン
ペ
じ
ゃ
ね
ぇ!!!!!!(アクロバット空中三回転からの着地滑り込みスライディング手刀ツッコミ)
今回は保護者の相談もスクール・カウンセラーの仕事のうちなんだよ、ということで、親御さんの家庭事情に関するアイデアを絞りました。
事件そのものよりも「お仕事」「業務内容」について書きたかったからです。あ、これ働くコンにも出せるんじゃね?(笑)
泪ちゃんは手ぶらですね。壁に耳あててました。
現実のスクールカウンセラーや、養護教諭も今の世の中は、さそわかし大変な重責を担ってるんでしょうねえ……
作者からの返信
さそわかし!
現代の教育現場はどんどん煩雑化しているようです。
作中にも書いた通り、教師たちの心労は年々増すばかり。生徒の学校問題、保護者のモンペ化など、心の問題をケアする需要が高まったからこその、スクール・カウンセラー導入なんですよね。アドバイザーやソーシャルワーカーも同様の理由で設置されました。
でも上記の職業は週イチの非常勤扱いなので、やはり窓口は保健室になりがちだとか。
養護教諭が来訪者を見定めて、スクール・カウンセラーに橋渡しをすることが多いようです。はー、面倒臭そう(こらこら)。
片手間な返答とは……。
それは(●`ω´●)カチンときますね。
作者からの返信
カウンセラーの問題点として、勤務時間の少なさが頻繁に挙げられているんです。
だからそのことを指摘して、問題提起することで、職業小説としての一面も出してみました。
それが奏功し、働くヒトコンテストでも中間選考を突破できました。
生徒たちの悩みを解決するライトミステリーであると同時に、職業ならではの特徴を描いたお仕事モノとしても評価されたようです。