プレイッ!!◇S☆S集―そんなこと書いてる暇があったら☆さっさと本編を書きなさい集◆ver,カクヨム

田村優覬

明けまして、おめでとうございます!!――ver,2017

夏蓮「……せ、せぇ~のっ!」




一同――「「「明けまして、おめでとうございま~す!!」」」――




夏蓮「いつも応援してくれる皆様、こんにちは! 今年は……えっと~……」



咲「アタシの大好きな鳥肉だよ!!」



夏蓮「あ、そうそう。今年は酉年の、平成29年! 皆様にとって良い一年になることを、笹二ソフト部部員一同揃って、お祈り申し上げます!」


柚月「はぁ~……。まぁそれはいいんだけどさぁ~」


夏蓮「柚月ちゃんどうしたの?」


柚月「いやさぁ~、いくらなんだも、物語の進みが遅すぎでしょ~」



叶恵「まったくよ!!」



夏蓮「うわっ! か、叶恵ちゃん……」


叶恵「アタシらがカクヨムに来てから、もうじき一年よ? なのにまだ一章も完成してないってどういうことよ!? 作者~!!」


夏蓮「落ち着いてって叶恵ちゃん。その、忙しいみたいだからさ……」


叶恵「な~にが忙しいよ!? スマ×スマの最終回で一時間おきに泣くわ、しくじり先生の再放送でまた泣くわ……それにアタシたちのこと放っといて、新作なんか書いてたなんてどういうことよ!? アンタも酷いって思わない訳ェ!?」


夏蓮「いや、まぁ~、その……」



唯「へへ! まぁオレと夏蓮は、その新作に出てるかんな。わりぃことは言えねぇんだよ」



夏蓮「唯ちゃん……。そ、そうなんだよねぇ~。エキストラで、こっそりね」


叶恵「ハァ~ア!? 何それ? 初耳なんだけど!?」


美鈴「え……? 月島先輩知らなかったんすか!? 唯先輩たち出てるっすよ?」


きらら「ミスズン仕方ないにゃあよ。カナカナは、座っても静かに読書できない、何もかもちい~っちゃいなんだにゃあ」



叶恵「誰が落ち着きない幼女じゃあァァァァ!!」



夏蓮「……あ、どっか行っちゃった……」


柚月「何だかんだ、あの人ら仲良しよね……」


夏蓮「確かに……」


咲「……ホントだ!! ほら! これに二人が出てるよ! えっと~……ジ、エフ……え?」


柚月「じゃなくて“GiFTギフト”よ。アンタまさか、“T”も読めないの?」


咲「エヘヘヘ~! かたじけない」


柚月「……どこで誉めてる要素を見出だしたのよ? 言葉の意味まで間違えてるでしょ……はぁ~」



メイ「why!? どうして“i”だけ小文字なのデスカ!?」


菫「何か意味が込められてるらしいよ。あたしら高校一年生は、まだ習ってない内容だけど……」


凛「うん。最後のエピローグに答えが書いてある。習ってない人にもわかるように、ちゃんと説明されてるね」


メイ「Oh yeah!! では今すぐ読んでみマショ~! 思い立ったが吉日デス!!」


凛「今は挨拶が先! 子どもじゃないんだから~」


菫「アハハ~……」




梓「てか、さ……」




夏蓮「どうしたの梓ちゃん?」


梓「いや、そのさ……ウチもここに呼ばれて来たけど、完全にネタバレだよね……?」


夏蓮「た、確かに……」


咲「大丈夫だよ!! 後々、梓が入部することになるなんて、誰もがわかってることだから!!」


梓「ほ、ホントに大丈夫かな~?」


柚月「ずいぶん心配してるのね? まぁ気にしない方がいいわよ。不器用な想像しかできないなら、ボケ~っとしてた方が身のためだし肌のためよ」


梓「……今のはバカにしてるよね?」



夏蓮「ま、まぁそんなことより! 本題の、みんなからの一言で終わりにしよう! じゃあ最初は、一年生からいこっか。菫ちゃん!」



菫「はい! 明けまして、おめでとうございます! 去年は、あたしの弟妹ていまいたちもたいへん御世話になりました。姉として、感謝してます! どうかこれからも、あたしたちの応援、よろしくお願い致します!」



夏蓮「大家族のお姉ちゃんらしい先頭バッターだね! じゃあ次は、凛ちゃん!」



凛「明けまして、おめでとうございます。風邪とかひいてませんか? 元気なお正月を御過ごしでしょうか? これからもインフルエンザの流行がありますので、どうかお気をつけください。うがい手洗いも、欠かさずに。また今年も、皆様も元気な笑顔を、わたしに見せてくださいね」



夏蓮「優しい凛ちゃんでした。次は、メイちゃん!」



メイ「ハイハ~イ!! Hello everyone!! And a happy new year!! May・C・Alphardデス!! ワタクシはまだ、作中にあまり登場しておりマセンガ、笹二soft部の一人として、袖すり合うも他生の縁として! 今年もどうかよろしくお願いイタシマス!! America での経験を生かし、身を粉にしてガンバリマス!!」



夏蓮「メイちゃんの活躍もお楽しみに、だね。じゃあ一年生最後で、美鈴ちゃん!」



美鈴「明けまして、おめでとうございますっす!! 去年は唯先輩の回で、たいへん御世話になったっす。うちは未経験者の一人っすけど、泥臭く堂々と努力するので、今年も応援よろしくっす!! それと、唯先輩のことも、よろしくっす……」



夏蓮「美鈴ちゃん? 顔真っ赤だけどどうしたの?」


美鈴「ファッ!? いや、何でもないっす!!」


夏蓮「そ、そう……ならいいけど……あ、ちょうど叶恵ちゃんときららちゃんも帰ってきたし、ここからは、二年生いくよ!」



きらら「じゃあ、きららからにゃあ!! 明けましておめでとうにゃあ!! 去年はホントに御世話になったにゃあね。今年もソフト部、そして、きららと信次くんの恋愛にも! 応援よろしくにゃあよ!! アケオメ、コトヨロ、ハッピニィヤァ~!!」



夏蓮「……まぁいいっか。じゃあ、唯ちゃん!」



唯「ウッス。明けまして、おめでとうございます。オレはみんなと違って、苗字が変わっちまったけど、もう覚えてくれてっかな? どうか頼むぜ。あ、それとさ、碧依アオイつったっけか? なんだかオレのこと気に入ってくれたみてぇで、ありがとな。でもオレだけじゃなくて、きららに美鈴、他の笹二ソフト部みんなのことも忘れねぇようにな。また今年も、~!」



夏蓮「カッコいい……。さて、次は~叶恵ちゃん!」



叶恵「ハァハァ……。えっと、明けまして、おめでとうございます。まだ試合がやれてなくて残念だけど、今日までの応援は絶対に忘れないわ。これからも、アタシの夢、そして笹二ソフト部の未来を、どうか見守ってほしい。だから今年も、応援よろしくお願いします。絶対にプロになってみせるから!」



夏蓮「大きな夢ほど大切だよね。次は、咲ちゃん!」



咲「ヨッシャ~!! みんなぁ~!! 明けましておめでと~!! 去年はホンッッッットに御世話になったよね! 涼子ちゃんもすごく喜んでくれてたよ!! じょバレから転部したアタシのこと、これからもよろしくね!! あ、そうそう! この季節と言えば、もうじき受験だ!! 受験生はゆっくりできないお正月かもだけど、どうか最後までガンバってほしい! ハリキってほしい! ガンバリキってねぇ~!!」




夏蓮「あの咲ちゃんが勉強のこと話すなんて……。じゃあ、柚月ちゃん!」



柚月「はいはい。明けまして、おめでとうございます。去年はとても御世話になったと思うわ、ありがと。マネージャーのあたしからは、やっぱりこれからも、みんなの応援をお願いしたいの。目指すはインターハイだから、みんなの声援がきっと必要。だから今年も、よろしくね」



夏蓮「これが篠原家の末っさんです……。はい、じゃあ梓ちゃん!」



梓「え、えっと……。あ、明けまして、おめでとうございます。ウチはまだ部にも入ってないけど、ソフト部を応援してくれる人には感謝してます。ワガママだとは思うけど、ウチが入部するまで、できれば入部以降も、応援してもらいたい。諦めずにガンバるから、今年もよろしくお願いします!」




夏蓮「よしっ! じゃあ最後はわたし! 明けまして、おめでとうございます。今日まで続けてこられたのは、間違いなく皆様の声援があったからです。特に、評価やレビューをくださった方々、

 碧依アオイさん。

 ありまけいとさん。

 Nozeさん。

 誉津天さん。

 さとうのらさん。

 舞海苔茶さん。

 天原みかささん。

 リンゴあきとさん。

 乃木しのぎさん。

 おっぱなさん。

 桜庭みゆきさん。

 すずかさん。

 永都ながと由崇よしたかさん。

 布施瓢箪さん。

 この場を借りて、心から感謝申し上げます。わたしたちの物語は、残念ながらまだまだ序盤。いつ完成するかは、わたしにもわかりません。でも、一瞬だけでも長く、皆様といれたらいいなって思います。だって、みんないっしょなら、大丈夫だから。どんな困難も、乗り越えられる気がするから。どうか今年も、わたしたちみんなをよろしくお願い致します」



夏蓮「じゃあ、みんな!! 最後にもう一度言って、終わりにするよ!! せぇ~のっ!」




一同――「「「今年も、応援よろしくお願いしま~す!!」」」――



 明けまして、おめでとうございます。去年の感謝を抱きながら、今年も精進させていただきますので、どうか本年もよろしくお願い致します。

  


  ◇田村優覬◆





































梓「あれ? ところで、先生は?」


夏蓮「学校で奉仕作業らしい……」


咲「お正月なのに~!?」


柚月「フフッ。先生らしいわ」

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