双発爆撃機⑥
フランソワ共和国軍が運用する双発爆撃機。
モデルはフランスの航空機メーカーであるブレリオ社が開発した
作中では帝国とレガドニア協商連合が争う北方戦線に登場しているが、その中で本機はフランソワ共和国が協商連合に派遣した部隊の一つとして、帝国軍の
スペック
・全高3.4m
・全幅23.2m
・全長14.7m
・自重3750kg
・発動機イスパノ・スイザ 液冷12気筒V型エンジン(550馬力) 2基
・最高速度200km/h
・航続距離1050km
・実用上昇限度6850m(22474ft)
・武装7.7mmルイスMk.I機銃 6挺
・爆弾搭載量1000kg
戦間期フランスのブレリオ社で開発され、1929年よりフランス空軍で運用された双発爆撃機。
本機は元々、ブレリオ社でブレリオ107Mやブレリオ117Mといった双発護衛戦闘機(といってもこの場合の護衛戦闘機とは、爆撃機に爆弾ではなく多数の旋回機銃を設けたような軍用機のカテゴリの事で、日本の十三試双発陸上戦闘機やアメリカのボーイングYB-40などが近しい)として開発されていた設計案だったのだが、より多用途に使える機体が欲された結果として爆弾搭載能力を得て、このブレリオ127として完成した。
このために、当時としては旋回機銃の配置が優れていた。機体の3箇所(機首、左右エンジンナセル後方)の銃座にそれぞれ2連装で配置されたルイスMk.I機銃は、下方を除くほぼ全てを射界に収め、2連装のルイスMk.I機銃によって1銃座当たり毎分1000~1200発もの濃密な火力を張る事が可能だった。
しかし、この爆撃機が配備されていた期間は短かった。
本機のフランス軍における運用終了は1934年であり、配備期間は僅か5年間でしかなかったのだ。
それは、本機に何か重大な欠陥があったという訳では無い(操縦が難しかったようではあるが)。当時の航空技術のめまぐるしい発展が、本機をあっという間に時代遅れにしてしまったのだ。
そうして本機は
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