3月31日 更新が間に合わなかった日
やあやあ諸君。
私の名はいずく。いずくかけると申す者だ。
諸君らは今日と言う日を如何にお過ごしだろうか。日々は刻一刻と進む二十四時間の連鎖であるが、それは円環ではなく螺旋であり、繰り返しではなく積み重ねである。だがしかし、中にはどうもそれを理解していない者が多い。
私の話を聞き入れ、今日と呼ばれる日が先人達が積み重ねた如何なる日なのかを知らば、諸君らの過ごす毎日にも色が付くのやも知れぬ。
ネタがないだの、更新が滞っているだのを散々ネタにしてきたこの小説。気づいている方もいると思うが、3月31日、遂に更新する事が出来なかった。今日はその日、何があったのかを語ろうかと思う。昨日、2017年3月31日は『更新が間に合わなかった日』だ。
まずは更新できなかった事について深くお詫び申し上げます。本当にすいませんでした。
なんとなく書き始めた小説ではあったが、それでも毎日更新する事を目標としていたので本当に申し訳ない。楽しみにしてくれている方には深くお詫び申し上げます。本当にすいませんでした。
更新できなかった理由について語ろうと思う。3月31日の2時、仕事を終えた私は『エッフェル塔が完成した日』を書いていた。だが、なんと……
途中で寝落ちしていた。
そして気付けば出勤時間を大幅に過ぎていた。
そう、
寝坊である。
私はノートパソコンを車に積み、仕事の休憩中になんとか更新しようと企んだ。だがしかし、その日、私は休憩を取ることが出来なかった。諸君らも知っての通り、私の勤めているブラック企業は余裕で14時間拘束を強いる会社である。労働基準法の存在を知らぬ会社である。14時間休憩なしなどざらである会社である。仕事が終わったのは4月1日の2時の事であった。これが更新できなかった全てである。
とは言え、寝てしまった自分が、遅刻した自分がすべて悪い。非は私にある。本当に申し訳ありませんでした。私は一つの重大な決定を下した。それはまた明日語ろうかと思う。
昨日は更新が間に合わなかった日、特別な一日である。
私は昨日を反省し過ごさねばならないだろう。
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