第692話下襲は

清少納言先生:今日は、下襲のお話です。

舞夢    :了解しました。


下襲は、冬は躑躅。桜。掻練襲。蘇枋襲。

夏は二藍。白襲。


清少納言先生:はい、お疲れ様。

舞夢    :下襲とは、束帯の時に、袍などの下に着る服。

清少納言先生:裾を長くして袍の下に出します。

舞夢    :躑躅とは?

清少納言先生:襲の色目で、表が蘇枋で裏が紅。桜は表が白で裏が葡萄染、掻練は裏表とも艶のある紅になります。蘇枋襲は表が薄茶色で裏が濃赤です。


※下襲は長く引くので、男性貴族の装束の中でも見せどころ。階層により、色も定められていた。



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