第608話ただ過ぎに過ぐるもの

清少納言先生:今日は、過ぎていくだけのもののお話です。

舞夢    :了解しました。訳をして見ます。


ただ、過ぎていくだけのもの。

帆掛け舟。

人の年齢。

春、夏、秋、冬。



清少納言先生:はい、お疲れ様。

舞夢    :ごもっともとしか、言い様がありません。

清少納言先生:最後の四季は、それでも循環はするのかな。

舞夢    :無常観なのでしょうか、この文は。

清少納言先生:それも、当然意識しました。


※帆掛け舟も人の年齢も、似たようなもので、過ぎ去っていくしかない。

 それでも、春夏秋冬が循環するのが、唯一の救いなのかもしれない。

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