第561話五月の菖蒲の
清少納言先生:今日は、五月の節句に使った菖蒲のその後についてのお話です。
舞夢 :了解しました。訳をしてみます。
五月の節句の時に使った菖蒲は、秋冬を過ぎるころまであるのですが、かなり白くなり枯れてきて目も当てられない状態になっているのを、引き折って開けて見ると五月の当時の香りが微妙に残っていて、まわりに漂っているのが、本当に心ひかれるものがあります。
清少納言先生:はい、お疲れ様。
舞夢 :折ってあった着物の間に挟まっていたのでしょうか。
清少納言先生:はい、あまりにも香りがよかったので。
舞夢 :思いがけず香ってきて、良かったですね。
清少納言先生:香りは、良い思い出を思い出させてくれます。
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