清少納言先生：今日は陀羅尼と読経のお話です。

舞夢　　　　：了解しました。

陀羅尼は暁に、読経は夕暮れに行う。

舞夢　　　　：陀羅尼というのは、梵語そのものを読むのですね。

清少納言先生：はい、御仏と諸仏の説く、そのままの御言葉ですので、一字一字に真理が込められていますので、そのまま読むことによって、災厄から逃れることができるのです。

舞夢　　　　：暁に行うのは？

清少納言先生：暁の荘厳な雰囲気が、陀羅尼には合うのです。

舞夢　　　　：読経は、それに対応して夕暮れでとなるのでしょうか。

清少納言先生：そういうことになりますね。

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