第529話森は
清少納言先生:今日は、森のお話です。
舞夢 :了解しました。訳をしてみます。
森は、うえ木の森。岩田の森。木枯の森。転寝の森。岩瀬の森。大荒木の森。誰その森。来るべきの森。立ち聞きの森。
用立ての森という名前が、耳に残っているけれど、何の意味かわかりません。
立っている木は一本だけ、それなのに何の用をしたから、森と名付けたのでしょうか。
清少納言先生:はい、お疲れ様。
舞夢 :特に特定の地名ではなくて、面白い言葉としてのみ、使われていたのでしょうか、あまり和歌などにも用例が見当たりません。
清少納言先生:今回の段は、ほぼ、そんな感じです。岩田の森は、それでも京の山科くらいです。
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