第467話宮仕へ人などの里なども(3)
清少納言先生:続きをお願いします。
舞夢 :了解しました。
ところが、訪ねてきた男性客の従者たちのほうは、その長居が特に気にならないようだ。
それどころか、このように、いつ帰るのだろうか、いつ帰るのだろうかと、始終のぞき見に来る家の召使いの様子を笑っている様子。
この家の召使いのそのような話しぶりや仕草を、訪ねてきた男性客の従者が真似をするなどして笑っているのを聞かれたならば、召使いは本当に厳しく咎められると思う。
清少納言先生:はい、そこまで。
舞夢 :やはり、見抜かれているわけですね。
清少納言先生:召使いとしては、さっさと錠をかけて寝てしまいたいのだと思うのかな。
舞夢 :それでも、真似されるほどに明らかな態度に出せば、叱られますね。
清少納言先生:はい、それが当然、召使いの分をわきまえていませんので。
宮仕へ人の里なども(4)に続く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます