第406話人ばえするもの
清少納言先生:今日は、人ばえするもの、つまり他人の前で様子を変えることのお話です。
舞夢 :了解しました。訳をしてみます。
他人の前で様子を変えるもの。
特別に取り柄もないけれど、親の立場になると、どうしても可愛がり
甘やかされるのに慣れてしまった子供。
咳。身分がとてつもなく高い人にお話をしようとすると、声をだす前に咳がでる。
あちこちに住んでいる人の子供で、四歳、五歳の場合は、たいていが他の人がしてほしくないことを平気でやってしまう。
物を散らかしたり壊したりするので、腕を引っ張って止めさせる。
子供の力では、抵抗できなくなっているところに、親が来ると途端に態度が変わって大きくなる。
清少納言先生:はい、そこまで。
舞夢 :子供のイタズラも、その後始末をしなければならないから。
清少納言先生:それは他人の子でも、悪いことは悪いと教えないとね。
特に新幹線内で走り回っても、注意しない親もある。
そんなこと思い出した。
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