第168話あじきなきもの

清少納言先生:今日はあじきなきものの話です。

舞夢    :了解しました。訳をしてみます。


おもしろくないもの。

自ら心に決めて宮仕えをしていながら、その宮仕えの仕事を面倒臭がり、嫌うこと。

顔つきが憎らしい養子。

嫌がるのを無理に説き伏せて婿に迎えたのはいいけれど、結局通ってくれないことに落胆する人。


清少納言先生:はい、お疲れ様。

舞夢    :宮仕えも、簡単には出来ないと思いますが、中にはそういう人も?

清少納言先生:まあ、ほとんど迷惑なんです、使い物にならない。

舞夢    :養子の顔つきは、なかなか難しい。

清少納言先生:そういう子供がいると、楽しい生活はできません。

舞夢    :通ってくれない婿の話は?

清少納言先生:男君の気まぐれもあるけれど、迎えるほうに魅力がないとね。


どんな時代にもナマケモノはいる。男性、女性に関わらず。仕事を嫌がる同僚がいると、確かに本当に面倒だし、仕事をしていて面白くない。最後はアテにしなくなるし、無視をしてしまうかも。

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