第154話ありがたきもの(1)

清少納言先生:今日はありがたきもの、滅多にないもののお話です。

舞夢    :了解しました。それでは訳をしてみます。


滅多にないもの。

舅にほめられる婿。

また、姑に可愛がられる嫁。

毛がよく抜ける銀製の櫛。

主人の文句を言わない従者。

全く悪い癖のひとつもない人。


清少納言先生:はい、そこまで。

舞夢    :それぞれ、わかりやすいお話です。

清少納言先生:銀製の櫛は、眉毛を抜くの。

舞夢    :当時のマナーですね。現代はそういう人は少ないです。

清少納言先生:ところで、先生の文句を言わない生徒は?

舞夢    :え?


ありがたきもの(2)に続く。

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