投稿コーナーとマオウポエム
はい、BGMはサキュバスさんの「アイ・ウォント・ユア・レヴェル」でした。では次のコーナーに参りましょう。
こんな〇〇は嫌だ! コーナー コーナー コーナー(エコー)
はい、いわゆる大喜利コーナーでございます。
先日はこんなところに配置された宝箱は嫌だ! というお題でした。皆さん中々頭を捻った回答をしてくれて楽しい大喜利になったと思いますよ~~~~。
さて今回のお題ですが、「こんな魔王は嫌だ」というお題になっております。
えー私魔王といえばもちろん威厳を備え寛大であり、どんな魔物にでも慕われている極めて王として優秀という評価をいただいておりますが、え? そこまで優秀ではない? いやいや手厳しいなぁディレクターの暗闇の騎士さまは。
では早速お題に参りましょう。
投稿者、息を吹きかけるコインさんより、こんな魔王は嫌だ!
「鍋奉行ならぬ鍋魔王をしたがる」
……はいはいはい、なるほどね。鍋を仕切りたがるとね。
いや~そりゃもう鍋といえば煮えたら好きに食べたいですよね。でも仕切りたがる奴がいてアレはまだ煮えてないこれ煮え過ぎだから早く食えとか嫌ですよね。魔王はそんな事ありませんよ! そもそもみんなと鍋を食べるとかそういう事しませんからね!!(哀しみの瞳)
え~~~悲しくなったから次の投稿者に行きます。
投稿者、レベル13ファイター、っておいADじゃねえかなんだよこれ! わざわざハガキ買って投稿したんですか? まあいいや読みます。
投稿者レベル13ファイターさんより、こんな魔王は嫌だ!
「最近怠け癖が出てきてなんでもかんでも下に押し付けようとする魔王」
おいちょっと音声止めろ。
(BGMが流れる)
(色々なんやかんやがあった模様)
え~~~~失礼いたしました。ちょっと色々ごたごたがありましたが続き行きたいと思います。
次、投稿者、大悪魔さんより。
「ラスボスかと思ったら実は置物で全く動かず勇者に殴られるだけの魔王」
ああ……これはとても悲しいですね。
いわゆるわたしどもではどうしようもできない問題で、その世界ではそのように作られてしまったのですよ、その魔王がね。彼そのものは魔王の業務自体はできるのですが悲しいかな動かない事を強いられてしまった存在なのです。これは様々な事情があってこうなったのです。例えば納期のデーモンのおかげで作り込みが最後まで出来ずに何とか間に合わせる為に、とか、あるいはラスボスと戦うのが目的ではないものとか、いろいろあるんですけどね。まあ大人の事情って奴ですよ(二回目)
では次行きましょう。
投稿者、爆弾をもった後期高齢者さんより。
「最弱のジジイに弱点を突かれて倒される魔王」
あぁ~~~これはね、色々と酷いんですよね。
まずボスをどうすると倒せるかというのがノーヒントでね、よくマッピングされたMAPをじっくりとみてそれらの単語に気づかないといけないんですよ。ボスにたどり着くまでも大変なのにきっちりダンジョンをマッピングしていないとヒントにすらたどり着けない。これはいくらこれまでダンジョンを制覇してきた数多の冒険者とは言え非常に厳しい謎です。実際彼らには不評でした。まあそれでも迂遠なヒントを投げかけるお助けキャラなんてのも居ましたし、剛の者であればそれすらも自力で見つけてボスを倒すという事をやってのける敵ながら素晴らしい人間も居たんです。
今の時代はそういった歯ごたえのあるものはまず攻略しようとしない軟弱な連中が増えてしまって嘆かわしい限りですね(懐古)
はい次参りましょう。
投稿者、ロバートの亡霊……ってもしかして狂乱の王様ですかね?
というかあなたまだ成仏してなかったんですか? 後で誰か聖なる王様のケツもってきてケツ!!
ま、まあいいやとりあえず読みましょう。
投稿者、ロバートの亡霊より、こんな魔王は嫌だ。
「やっとこさ倒したと思ったら復活して主人公になる魔王」
……あなたこれ自分の体験でしょロバートさん。
アンドリューさんの執念も物凄いですがロバートさんのアンドリューさんに対する怨念もすさまじいですからね? アンドリューさんを封印してそれでも安心できないからって迷宮を作り替えてさらにガーディアンを配置するとかおかしいですからね?
そもそも、墳墓の上層部にあたる宇宙の箱庭なんていう階層、普通の冒険者は間違いなく外に出る事すらかなわないキチガイ迷宮ですから。シュートの罠は普通落ちるのに上の階層に飛んだりとかマップの一面回転床だったりとか他にも色々ありますけど本当に殺す為の罠がオンパレードとか殺意に満ちすぎでしょ。挙句の果てにあなた自身が亡霊となって墳墓を抜けようとするアンドリューさんに憑りついてまた冥府に誘おうとするとか、普通の感覚では考えられないくらいの悪意ですよ。ありえませんね。その上ダンジョンを脱出しようとしたら特殊アイテムの呪いを解いて手りゅう弾を行き止まりに投げて壁を破壊しないといけないとか普通わからないですからね?
まあ、その数々の意地悪な謎解きやマップを抜けてきたアンドリューさんも頭がおかしいと私は思いますがね……。でなければ大魔導士になんてなれやしないという事なんですかねえ……。
次……のはがきは無いのかな?
いやぁ流石に魔王を茶化そうとするモンスターたちはそれほど居なかったという事でしょうかね。流石私に忠誠心を持っている方々が多いこと多い事! 私は嬉しくてたまりません!!
では続けて最後のコーナーでこのラジオ番組も〆たいと思います。
「マオウポエム」
勇者が音を立ててやってくる
仲間を引き連れやってくる
死の音をわれらの耳に響かせて
ギラギラした瞳を 口上だけは立派な奴ら
彼奴らにわからせてやろう
闇の者たちの力を
深淵から這いずり出てくる恐怖を思い知らせてやろう
われらこそ真の世界の支配者
人間どもに太陽を支配する道理などなし
今こそ立ち上がれ
人を鎖に縛り付け われらこそが大地の支配者となるのだ
~♪(トランペットを主旋律としたBGM)
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