話そうよ
姫ライ
第1話いつもどうり
「それじゃ、またね。」 ニコッと笑いてをふり
「うん、バイバイ」 ニコッと笑い手を振り返された。
いつもの帰り道、この角を曲がって40mぐらい歩けば、私の家。
「ただいま……」
「おかえり」
母の声。
「テストどうだった?」
まただ、こればっかし。
「まぁまぁ」
たぶんこれしか言ってないこと母は、きづいていないのだろうか。と思いながら2階へ。自分の部屋には大好きな空夢のポスターがはりまくっており空夢が、目に入らない所はないほどだ。この部屋の隅にある何とも言えないごくごく一般的な机に向かい、1時間ぐらい勉強したら1階から
「ごはんよ~」
と母の声。その声を聞き私は1階へ降りてきて、晩ごはんを食べる。そのあと、お風呂に入る。最低三十分は、浴槽に入らないといけない人で気づけば、九時そこからまた一時間ぐらい勉強して携帯をいじったりしてから寝る。そして、5時に起きて6時まで勉強。そこから朝の支度をして、7時に家を出る。その時に、自分を学校モードに切り替える。そこからは、普通に女子高校生をやる。そして終わり、クラスメイトと一緒に帰り、
「それじゃ、またね」ニコッと笑いてをふり
「うん、バイバイ」ニコッと笑い手を振り返された。
ここで学校モードを切る。こんな生活を3年ぐらい続けているだろうか。そう……中2のあの時から……
先月、私は誕生日だった。その時両親から、パソコンをもらった、って、携帯があるのにと思ったが言わなかった。母は、薄々気づいているのだろう、私に友達がいないことを「チャットでもして新しい友達見つけたら」そう言ってもらったパソコン。
チャットか……。いまどきチャットってみんなするのかな?でもひまだしやってみるか。検索してみるといがいにも沢山あった。その中で見つけた「話そうよ」というサイト。ってこれ、チャットなんだから話せないし……。と思いながら、登録。えーと。名前は、みさとで、職業は、学生……う、うーんこうゆうのって、本当の事は、書かない方がいいのかな。じゃあOLっと?まぁそれでいいや。あんまり個人情報は、だしたくない。そこの所でもこのサイトを選んだ理由でもある。このサイトの約束的なのに「あまり、人物が特定できる情報は、書いていけない。」というルールで、1対1で、話せるシステムもある。今回は、そっちの方で……えーとう、うーん……なんかチャラそう……ナンパ目的な感じ。うぁ56歳、独身……うん、最高に悲しい。何話せばいいか分からない。あ、この人真面目そう。カチッ えーと、名前は、「そらゆめ」24歳、会社員、男性か……まぁ、挨拶ぐらい。
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