第11話 【実は…竜は…悪タイプだった……】



「どうしよう、頭が痛い……」


「そりゃそうよ〜 幾ら初級クラスの魔法だからって、何回も使っていれば、魔力が切れるよ」


そりゃそうだよな〜 だってさー僕のことを、勇者って言いやがるんだもん。


「そうか、魔法使いは、頭イイんだった」


あいつ炎タイプだと思うから、この魔法を打ってみるか…


「水は海となれ、そして我の敵を消滅だ! 【オーシャン・ゾーン!】」


『ふ……そんな弱っちぃ魔法効かねえ!俺は、悪タイプだからな!がっはっは!』

良いことを聞いた。


「総ての闇と悪よ! この光で焼けるがよい! 【ターン・オブ・アンデッド!】」


すると太陽の光が、強くなり闇を消し去る位に強くなっていく…… 正直言うと暑い。



『グワアアアアアアアア!テメェエエエエエエエエエエエ』 紅い竜(悪タイプ)は死亡した。

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