日に

片言でいい瞬間にはいつもいないで

適当に南下した朝のまぶたも、開きがちの日に

まださむい布団のなかで、

からだと天気の境目をなくしたらまあ大変だなってことも

春がなくなる理由のひとつ。

ただ 長すぎる鍵を吐き出したい今朝の動物の群れ。

無意識になだめてから、きみをあわ立てるとピンク色になって死ぬ。

ほら経験的に言っても今日だけは通り魔の呼吸でやわらかくなるなら笑うし 

そう言うきみも、

春がなくなる理由のひとつで

からだと天気との境目をなくした朝に いないのに、

開きがちのまぶたであわ立だってる日。

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