とても

あつめた

鉛筆の

かけらよりも、

肩に刺さる息を束ねて


役割も

忘れた。

あれみたいに指図する

耳たぶに ひかり蓄えて。


ここでバスに乗り遅れた人たちも

たたむ旗を

飲むように言われ、

囲われた庭で聞いてました。

かわいた机

抱え込んで


かわいそうだけど きみもえさだよって

身支度をされて

いけないもの苦しめる

雨宿りしている友達。


みんな

気がついてしまったのかな


なにか やばい人も

ここに最適な寝息にされた。

役割も忘れて、

鉛筆を齧った。


思い入れも何も無い口を滑らせてくれ

朝の掃除の仕方ぐらい勝手に。


みんな

たたむ旗に刺さる

鉛筆のかけら

せいぜい眠る耳に

まとわりついた

冗談ってだけ


ただ しくじっただけでしょう

肩に刺さる息に。質問に、


とても 

よいことだといわれ横顔に習って

苦も無く。入れ物を数え始めるんでしょう

おとといの西日も

占いにのみ逆らえばいいのに。

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