コナード魔法具店へようこそ
Enju
第一章 愉快で不思議な魔法のお店
第1話 たいまつ
ピチョーン・・・
ピチョーン・・・
水滴の垂れる音が反響し、時折足元をネズミか何かが走り抜ける。
何かを貯蔵していた名残であろうか、朽ちた空箱が転がっている。
かつては頻繁に使われていたであろう地下倉庫は、今や小規模なダンジョンと呼んでも差し支えない様相である。
そんな中、ここ最近取り付けられたであろう扉が目の前に現れる。
松明を掲げ先頭を歩いてきた男は、もう一人の男と頷きあい、その扉の中へ入っていく。
その扉には、一枚の金属板が貼り付けてあり、そこにはこう刻まれていた。
『コナード魔法具店』
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