第40話モンスター時間!?

 レベル71になるまどうしがやってきた。

 どっかんどっかん、足音を鳴らし、階段をのぼってくる。

 何事かと思い耳をすませば、聞こえてくるのは怒鳴り声。

「ちょっと静かに……」

 言いかけるのと同時に、すさまじいまなざしが向けられた。

「どうしたの?」

 と尋ねれば、

「うるさい! 俺は疲れてるんだ。一日24時間以上休まないと死ぬ!!」

「えーと。一日は24時間しかないけども……」

「うるさい! おまえは俺をいたわれ!!」

 そんな脅迫みたいな要求をのむ理由はこちらにはない。

「ばかじゃないの、おまえが出てけ」

「おまえには年寄りの大変さがわかってない!!」

 へーへー。最近になって車の運転を始めたんで、慣れない道を行くのに神経つかったんだね。熱いぜまどうし。

「疲れた―――――!」

 と、彼は水をぐびぐび。

 ここわたくしの家なんだけど。

 静かな暮らしを返して、まどうし。


 言っても無駄か。

 ちょっと熱いコーヒーを飲もう。

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