「語の自死」

煩先生

 

詩の証明に

嘘が瞬いて

苦い雨から

終末を編む


白痴に任せ

混在が咲く

惜別を知り

幻肢で佇む


智の暴虐に

罪が囁いて

聖い痕さえ

本性を忌む


夢想に溺れ

輪郭が散る

妄言を吐き

理由で苛む

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「語の自死」 煩先生 @wazurai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ