「八分の乱」

煩先生

 

緻密な眩暈で

故郷を燃やし

悪どい神々に

天罰が落ちる


春の川辺には

桜が咲くから

君を愛しても

雨で痛むから


不幸な言葉で

理由を亡くし

淋しい虐殺に

感涙が満ちる


朝の野山には

兎が跳ぶから

君を遺しても

夢で話すから

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「八分の乱」 煩先生 @wazurai

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