五幕*きよしこの夜~Silent night~*

第十九夜*死生感の芽生え*

 笹浦市郊外。

 午前二時半を迎える頃で、いよいよ本気の寒さが町並みを襲う時間帯だ。

 道を囲む民家から洩れる明かりも僅かで、イルミネーションも無き夜中を照らす存在は、切れかけた外灯くらいである。連続的な弱々しいフラッシュばかりがアスファルトの道路をおおやけにし、一寸先の闇世界に何とかあらがった状態だ。


 希望の光も失せかけた人通り皆無の細路地裏で、サンタ衣装を纏う仲間意識高き大人が、スーツ姿の凹凸に並ぶ二人を強くにらみ返していた。


「なんでだよ!! ブリッツェン、キューピット!」

「岳斗! 落ち着いてってば!」

「なんで……なんでルドルフと芽依のことも助けなかったんだよ!?」


 世話役幼女のイブにすら、正面より抱き締め抑止を受けている岳斗。赤鼻のトナカイとして名高いルドルフだった留文と芽依との惜別を迎えてた現在、置き去りにしてきた人間体のトナカイ――ブリッツェンとキューピットに怒りをぶつけられてる。


「……百歩譲ったとして、罪のない芽依は良いだろう……。でも、ルドルフはお前らにとって、仲間なんじゃないのか? 大切な仲間なのに、どうしてそんなことできんだよ!?」

「岳斗ってばァ!! そんなこと叫んでる場合じゃないでしょ!?」


 確かにイブの言葉は御尤ごもっともで、担当地区のプレゼント配りを再開させるべきだった。タイムリミットは子どもたちが目覚める時間――約三時間半後の早朝六時までだ。

 留文と芽依を呼び出してからというものの、無論プレゼント配りは一旦中断し、手元の白袋にはまだまだ有り余る数の箱が敷き詰められている。

 しかしそれは、怒涛の有頂天を続ける脳裏には忘却された現実だった。


「なぁキューピット! 恋愛の神にとっては、仲間愛なんて大切じゃないのか?」

「……」


「ブリッツェンも! 何とか言えよ!?」

「……うっせぇな」

「ア゛ァ!?」


 苦く俯くキューピットの隣で、ブリッツェンの舌打ちが鳴らされるが、どう考慮しても反抗的態度に納得がいかない。

 天を抜けた憤怒ふんぬにまで登り詰めてしまうが、その刹那、スーツ巨漢の太い腕が首下を襲う。


「――っ! んな、なにすんだよ!?」

「……大切な、仲間だからだよ……」

「ハァ?」


 胸ぐらを掴まれへいに押された岳斗だが、不思議な一言に前のめりで挑む。大切な仲間ならなぜ助けなかったのかと、余計に腹立たしさが育まれた。

 しかし、サングラスにも隠せぬ怒涛の両眼を向けてきたブリッツェンに、勢いをゴッソリ奪われる。


「大切な仲間だから! 決意を認めてやったんだろうがよッ!!」


 思わず驚いてしまった。視界を埋め尽くす目前で、雷鳴の如く怒鳴られたからではない。確かに見えてしまったからだ、巨漢のサングラスから溢れる、雪になるはずの雨が。


「お前……」

「そりゃあ俺様だって、アイツには帰ってきてほしかった! もう一度共にやりたかったよ!! アイツがいなくなったことで、改めて俺様たちのクリスマス意識が高まったんだから!! そんな輪の中に、帰ってきてほしかったよッ!! ……でも、でも律儀りちぎなアイツは、人の道を選んだ……。愛する人間に迷惑を掛けたって、人として罪を償うために……」


 ブリッツェンの泣き顔は、怒号の落ち着きと共に地へ向けられていた。強かった胸ぐらの締めも緩やかに移ろぎ、終いには手放され、岳斗の下で四つん這いに膝を着くまで至る。


「アイツを……ルドルフを、ひとりだって思わせた、俺様たちの責任だ……。なんであんな振る舞いしたんだろって、罪悪感しかねぇよ……。でも、俺様たちの過去も知らねぇオメェなんかに、偉そうに言われる筋合いも、ねぇっつうの……」

「ブリッツェン……」


わたくしたちにとってルドルフは、バラバラな個性をしっかり結ぼうと励んでくれた、恩恵ある元リーダーなのです」

「キューピット……」


 ブリッツェンが乾燥したアスファルトを湿される一方で、今度はキューピットが涙目を落としながら近寄る。


「昨年、ルドルフがいなくなったことで、バラバラなトナカイをまとめてくれる方はいなくなった……。そのとき、わたくしを含め、皆は思ったのです……このままじゃ、いけないって。個性とは、異なる互いが理解し合うことで、初めて輝き合えるんだって」


「じゃあ、キューピットたちは最初から、みんながみんな仲良しじゃなかったのか……」


 今年サンタ教習所に初めて訪れた岳斗には、考えてもいなかった結論だ。

 クリスマストナカイたちの個性がバラバラなことは、担当者の彼らと過ごした日々が物語っているが、それも今年からの一致団結姿だったらしい。協力することの大切さを訴えてくれた、リーダーのルドルフが不在したが故に。


「だから、わたくしたちがルドルフに恩返しできる内容は、彼の意思を尊重することに限ります。例えどんな判断をされても、それが彼の想いならば、孤独にさせてしまったわたくしたちは、意見を受け止める義務があります。それが例え、永遠の別れだとしても……」


「俺様は、一生涯忘れねぇ……。アイツのこと……ルドルフを」


わたくしだって……。もちろん、コメットにドンダー、ダンサーやプランサー、ダッシャーとヴィクセン、そしてボスだって、皆同じ気持ちです……そうですよねぇ? みんな……」


 ふとキューピットが右に延びるの闇奥に投げると、いつからいたのだろうか、クリスマストナカイたちの悲しげな俯き姿勢が視界に訪れる。

 姉妹共に嘆き悲しむダンサーとプランサーに、鼻を啜るダッシャーの隣でヴィクセンが何とか落涙らくるいを持ち堪えている。幼いコメットに大粒の雫たちが観察され、あの寡黙なドンダーでさえ瞳を潤ませていた。


「お前たち……みんな、来てたのか……」

「園越岳斗!!」

「――っ! ブリッツェン……」


 立ち上がったブリッツェンの両手で、再び胸ぐらを握られる。しかし今度は壁に突き押すものではなく、むしろ引っ張られるように距離を縮められた。


「これは、俺様たちトナカイから、人間であるお前に対する願い事だ……」

「んな、なんだよ……?」


 サンタクロースの側近に属するトナカイも、心の底から嘆願する未来がある。紛れもなく、個性豊かなブリッツェンたちの、涙で染まった熱い瞳の奥に宿されていた。



「――人間になったルドルフを、どうか独りにしないでやってくれ……」



「……そりゃあ俺だって……でも……」

「また会えるよ、絶対」

「イブ……」


 不安な心を悟るかのように、イブが微笑みで唯一場を照らす灯りを果たしていた。


「だって、ルドルフ……ううん、留文は、生きてるから。芽依だってそう……。二人とも、望と同じ、死んじゃいないんだからさ……ニヒヒ」


 場違いな無邪気の笑顔だった。悲哀と戸惑いが入り雑じった深夜の暗闇道中なだけに。

 しかし、イブがいたからこそ、岳斗の心に僅かな希望の光が訪れ始める。

 留文と芽依、それに望とだって、今すぐにでも再会したい。

 逮捕及び確保された三人とは、残念ながら絶対に会える保証など見当たらない。会えない可能性の方が濃厚で、奇跡でも起こらなければ無理に等しいだろう。


『でも、奇跡が起こらないと決まった訳じゃないんだ……』


 人が歩む未来など、誰しも不確かなのだから。その不確かさに恐れ、人は運命と勝手に決めつけてしまう。未来と運命の違いも、ろくに理解しないまま。


「イブの、言う通りかもな……」

「岳斗……」


「それに、今はここでグズグズしてる訳にはいかないよな。プレゼント配り、再開しなきゃな。犠牲になっちまった、三人の気持ちに応えるためにもさ」

「うんッ!!」


 高らかな頷きに煽られ、表情にも次第に微笑みが灯し始める。


「トナカイのみんな。お前たちの願いを、絶対に叶えられるかはわからない……。でも、俺は俺なりに希望を信じて、やってみるよ」


「園越岳斗……頼んだ……」


「あぁ」


 人間と動物たちの会話が途絶えると、ブリッツェンとキューピットは首もとの金鈴を鳴らし、トナカイ姿へ変貌する。彼らもサンタクロースとプレゼントを運ぶ使命があるはずだ。にも関わらず助けに訪れたことには、怒鳴る前にしっかり感謝をするべきだっただろう。


「ブリッツェン、キューピット、それにみんなも、ありがと」


「初めてだ……オメェが」


「はぁ?」


「初めて信じられる気がするよ……人間のオメェが」


「ブリッツェン……」


――ビュン……。


 岳斗の呟きを最後に、八頭のトナカイたちは天高く飛びだっていく。星の見えない雲の空まで抜けていくように、姿さえ完全に消えてしまった。


「雪、降りそうだね……自転車置いてきちゃったけど、すべって危ないから、ちょうどいいかもね……」

「そうだな……わりぃな、イブ……。疲れたら、おんぶするから」

「うん……アタシもガンバる」


 儚くも、 アスタリスク の内半分の本数がけ落ちてしまった。プレゼント配りが無事に時間内終了できるか懸念されるが、赤鼻のトナカイが愛した子どもたちのためにも、息子の命を救う願いを叶えるためにも、自転車を失った二人は自動車の如く白煙を吹きながら、残る業務をまっとうしようと駆けていった。



 ***



「ハァハァ……だいぶ減ってはきたな……イブ、ンハァ、大丈夫か?」

「アタシは大丈夫だけど、むしろ岳斗の方が辛そうだよ?」


 午前四時を迎えた現在、岳斗は疲弊ひへいの汗を拭っていた。一方でイブの余裕有りの状態が目立つが、決して老いのせいで体力が低下した訳ではない。


『軽くはなってきたけど、プレゼント運びながらの全力疾走はやっぱキツい……。加えて自宅侵入じゃ、気を休ませる暇もねぇ……』


 入り組んだ道も全力で駆け進み、全ての住宅にも一人神経を張り巡らせてきたため、心身共に疲労が積み重なっていた。婦人用自転車で配っていた際で過労させた両脚もクタクタで、まるで永遠に続くインターバル走をこなしているようだ。思わず膝に手を着いて停止し、白袋のプレゼントまで地に落とす。


「ハァハァ……クッ、なっさけねぇ……」

「岳斗……大丈夫? 少し休んだ方が……」


 世話役とはいえ幼女に心配されることも、妙に胸を突き刺すものだった。しかもここまでの配布ペースから考慮すれば、休む訳にもいかなかったのだ。


『一時間半で三十弱、残りも同じくらいの数だ……。このままだと、六時までには……』


「ハァハァ……オォっ!」

「岳斗!?」


 一瞬だけ意識が朦朧とし、尻餅を着けてしまう。アスファルトのひんやりとした冷たさがどことなく心地よく、立ち上がる気力の熱さえ吸収されていく。


「ハァ、ハァ……」

「岳斗……」


「大丈夫だ、イブ……。心配かけてゴメンな……」

「もぉ~無茶しすぎだって。いい大人でしょ? ……ちょっと休みな?」


 このまま続けても、残りの一時間半同じように活動できる訳がない。昼寝のように一度少量の休憩を取り入れた方が、後々効率的だろう。

 あくまで妥協しつつ、傍に直立した電柱に背を預けた。脚だけでなく、背筋もプレゼント運びでくたびれた様子で、思わず安堵の白息を上空に放つ。


「……雪、結局まだ降ってないな……」

「そうだね……。ホワイトクリスマスになるかと思ったけど……」

「配達者には助かる天気さ……」


 上空には分厚い雲が垂れ込め、今にも雨や雪が降り注いでもおかしくない闇模様だった。人の音も自然の音も機械の音も訪れない静寂が、嵐の前の静けさに思えてならないが。


「……よしっ! 充電完了!」

「岳斗、ホントに大丈夫?」

「あぁ。長居したら逆に身体が冷えるし。もう充分だ」


 軽いストレッチを行ってからプレゼント入り白袋を握り背負う。やはり疲労で全身の重さまで抜くことができなかったが、少年期からつちかってきた気合いを頬叩きで再燃させた。


『ヨシッ!! ……?』


 とっとと配り終えようと動き出した岳斗だが、ふと視界に気に掛かる物が映り、無意識に焦点を当てる。その正体は、現在地周辺の地図と様々な情報紙が貼られた、灯り無き掲示板だった。距離も決して近い物ではなく、見過ごしても良い存在だが。


「ねぇ岳斗? 次の届け先ってどこ?」

「あ、あぁ……。ちょっと、あそこの地図で確認してみる」


 同じ市民とはいえ、この辺りの地理に詳しい方ではなかった。白袋を漁りながら掲示板前に訪れる。


「えっと……現在地がここで、一番近いのは……この貝塚かいづかゆいちゃんって子の家か……ん? ……ッ!!」

「岳斗~? どおしたの~?」


 住所の場所もしっかり確認したはずが、掲示板前からなかなか離れられず立ち竦む。

 離れたイブも気にして走り寄ってくるが、幼女のばたつく足音すら耳に入らないほど、掲示板の情報紙に目を奪われていた。


「嘘……これって……まさか……」


 固唾を飲み込ませた情報紙――それは間違いないなく、指名手配された凶悪犯罪者の写真だった。全部で二枚ほど貼られている犯罪者たちは、どうもこの笹浦市内に潜伏せんぷくしているようで、多額の懸賞金まで掛けられた重罪人たちだ。

 しかし一方の一枚は既に逮捕されたらしく、表情無き顔写真には大きなバツ印が鮮明だった。


「……」

「岳斗どうし……」

「……イブ……これって……」

「へ……はっ!」


 おのずと震えた右指先を向けた容疑者の写真には、元気なイブも息を殺し黙ってしまう。無論、未だ逃走中の存在の方だ。


 指名手配されている者は若い男性で、もちろん岳斗とはまた別の罪人である。隣の一枚と同じく冷徹な瞳を浮かべ、罪の内容が記載された上部には“連続強盗殺人犯”とうたわれていた。未来への期待など窺えない、細く尖った冷徹な瞳からは、怖さを進化させた恐さが伝わるばかりだ。


「イブ……お前は知ってたのか……?」

「……」


「なぁイブ!?」

「岳斗は、まだ知ってなかったよね……」

「は、はぁ……?」


 不意に後退あとずさりをしながら、冷や汗に換わり、落ち込んだイブの後ろ姿へ尋ねる。しかし返事もとどこおってしまい、二人を闇の沈黙が包み込もうとしていた、そのときだった。



――「おい……。お前ら何やってる……?」



「――ッ!!」


 背後の声を聞いた途端、整えたはずの呼吸は停まりかけた。聞き覚えがある男声に恐る恐る振り返れば、やはり正体は彼である。乗車してきた婦人用自転車を道端に停車させ、ゆっくりと歩み寄ってくる。


「余裕だな? まさか、プレゼント配りはもう終わってんだろうな?」

「……」


 見慣れたはずの鋭い目付きに、一声も挙げられず眉をしかめる。話された内容すら頭に入ってこなく、もはや彼が禍々まがまがしい邪悪の存在とさえ捉えるばかりだった。完全に見方は変わっていた。


 なぜなら、距離を詰めてくる彼が、たった今岳斗が目にした、指名手配中の“連続強盗殺人犯”ありのままの素顔だったからである。



『――輿野夜、聖……』



 心で呟くことしかできなかった。イブの表情だって曇天模様で、望まれない聖との再会が訪れてしまう。


「……ん? お前ら、チャリは?」

「「……」」


「それにプレゼント、まだ配り終えてねぇじゃんか……。こっちはあと一個だが、お前らあといくつだ?」

「「……」」


「あん? ……っ! フフッ……」


 何かに気づき笑った聖だが、その笑顔には光など窺えない邪悪の笑みだった。ついに岳斗の目の前までたどり着き、頬に緩みを残したまま小首を傾ける。



「――そうだよ……。あの指名手配者は、紛れもなくオレさ……」



「――ッッ!!」


 連続強盗殺人犯だったのだ。

 その真実を初めて知らされた岳斗は更なる震えが襲い、まともに話せる余裕さえ失っていた。


「フッ、おかしいと思ったよ。オレに対するお前の表情、ずいぶん変わったなぁと思ってさ……」

「……」


「なぁ? 園越岳斗……」

「んな、……なに……?」


 不気味な笑みを浮かべる聖には、もはや必要最小限の言葉しか出せなかった。彼の告げた通り、最初は呆れ目線から始まり、後に心配する目を向けてきたつもりだ。孤独な選択をし、グループに溶け込もうとしない反抗的な態度が、今日まで顕在だった。


 しかし現在は、周囲の情報すらシャットダウンしてしまうほど、怖じ気ついた見開きで立ち会うよう変化していた。場違いな微笑みから更なる恐怖が誕生する中、聖に紡がれる。



「――これからオレの言う通りに動いて、プレゼントを配れ……。さもなくば、イブ、それにお前の家族も……フフッ、いいな?」



「――ッッッッ!!」


 大切な命が掛かった、正真正銘の人質ひとじち発言だった。聖は命を奪うなど一言も口にしていなかったが、目に見えたように伝わってしまう。


「……行くぞ? 願い事が掛かってんだ……。静かに従え……」

「は、はい……」


 思わず敬語で返してしまうほど気が滅入めいっていた。

 恐喝犯から始まり、その次は誘拐犯。もちろん世間から許されぬことなど、空き巣犯にも理解できている。

 しかし今回は殺人犯と、同じ罪人というくくりとして考えるべきでない犯罪内容だった。挙げ句の果てには傍の幼女、そして妻子の命すらあやうい。


 ただ静かに従うことしか、岳斗の頭には浮かばなかった。これほどまで死生感に駆られたのは、生まれて始めてだ。



『――下手な真似したら、マジで危険だ……。なんでこんなヤバいヤツにまで、サンタやらせてんだよ……?』



 残るプレゼントの個数は、主に岳斗が運ぶ約三十前半。早速動き出した聖の後をイブと追い、包まれたくない沈黙のベールに心身を捧げる。

 静かな夜の幕が、残酷にも上がってしまった。

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