鍋パ2

「おっきーろー」

俺はクラスメイトの部屋に上がると同時にクラスメイトの母親に渡されたコーヒーを飲みながらそう言った。

「んー……今何時……」

クラスメイトが寝惚けながらそう聞いてくる。

「大体9時ぐらい?つか俺が来たんだから大体の時間分かるだろうが」

スマホでゲームをやりながらコーヒーを飲むとクラスメイトがようやく起きた。

「そう言えば今日他に誰か誘ったん?」

「誘ったんだけど全員無理だった」

俺は疑問に思い聞くとクラスメイトは欠伸をしながらそう答えた。

「あー、まじかー、男2人で鍋パとこの上なく虚しくなるぞ。今回もモヤシ鍋だろー?」

「まぁ、スーパーの商品の値段見ながら考えるわ」

クラスメイトがそう言いながら下に向かったので俺は残っているコーヒーを飲み込みクラスメイトについて行った。













「そう言えば優月、あんた彼女とかできたのー?」

下でクラスメイトの作った飯を食べながらクラスメイトと話しているとクラスメイトの母親が俺に質問してきた。

「いや、俺なんかに彼女なんて出来るわけないじゃないですかー」

「そう言えば、佐々木、彼女できたらしいよ」

俺が笑いながらそう言うとクラスメイトが中学の時にクラスメイトと中の良かったやつの名前を出してきた。

「は!?まじで?いつ?」

「この間、本人が言ってたし」

「まじかー、ならあいつ呼ぼうぜ」

「彼女とデートだろ」

俺の提案にクラスメイトが笑いながらそう言いながらも無料の連絡アプリで連絡取り始めた。





内田『佐々木ー、今日暇?』

佐々木『今日?今日は無理だわー』

内田『まじかー、彼女とデートかー?( 笑 )』

佐々木『そうだよ( 笑 )』

内田『わかった、また今度な( 笑 )』







「うわー、まじでデートかー、羨ましいわー」

「まぁ、しゃぁない、今日は男2人で寂しく鍋するかー」

俺とクラスメイトはそう言ってスーパー

に向かった。

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