ゲームセンターその1

数日経っても過してる日常はなにも変わらない。グループで固まっているやつらはカードゲームをし、あとは適当に話してたり、本読んでたり、寝ていたり。

何も変わらないからつまらない、何も変わらないから死にたくなる。

つまらないから赤く、黒い線が多くなる。

数日経てば薄い線だけが残る。

「つまらん……」

時刻は10:00、科目は体育。全員が必死に頑張っている中俺はバレないようにサボっていた。

「あれ、優月もう試合終わったの?」

体育倉庫の角からそこそこ仲のいいクラスメイトが問いかけてくる。

「俺がやるわけないじゃん。団体試合なんてやってたらストレスで吐く」

アスファルトに寝転がりそう答える。

「だろうなー、そう言えば今日はゲーセンどうする?」

「んー、行く」

欠伸をしながら俺はそう答える。

「りょーかい」

「それじゃぁ終わるぞー!」

クラスメイトがそう言うと共に先生がそう言った。

















〜〜〜〜♪

学校が終わり俺とクラスメイトがゲームセンターに入ると様々な音楽が耳の中に入ってきた。

「どうする?ここでも新曲追加されてなかったら」

クラスメイトがそう聞いてくる。

と言うのも学校から一番近いゲームセンターにはまだ新曲が追加されてなかったのである。なので今俺とクラスメイトが来ているゲームセンターは隣の市のゲームセンターなのだ。

「まぁ、追加されてなくても1回ぐらいはやってこうぜ」

俺は鞄から手袋を取り出しクラスメイトにそう言うとクラスメイトもだな、と同意した。



目的の音ゲーの前まで行くと複数人の人がまだ並んでいた。

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