青く晴れ

透き通るような青空の晴れの日は理由もなく元気になってしまいます。

しかしながら、空がきれいに晴れていることで気分が良くなることもあれば、気分を害されることだってあります。

先日、成人式の晴れ着を扱う会社がとんずらして新成人が泣き寝入りすることがありました。晴れを誇り晴れを商う会社が雲隠れするとは皮肉なものです。

一生に一度しか訪れない大切な時間を、もう絶対に取り戻すことができないと思うと、逃げ回らずにその責を負うことが必要です。

新成人の方々は気の毒ですが、心に傷を残すことなく、晴れた青空の下を元気に未来に進んでいってほしいと願っています。


それとは少し関係なく気になったのは、最近は怒りの拡散が容易になったからか、こういった不祥事の当事者がすぐに見つかりますね。

ニュースサイトの記事にもTwitterで被害を発信する人が多く載っていて、共有能力が高くなったことで、小さな被害を拾いやすくもなるメリットもあると思いますが、容易に個人情報が発信されすぎているデメリットもあるのかなと思います。

事件の悲しみを分かち合うまでですめばいいのですが、思わぬ二次災害などが起こらないように、ネットリテラシー教育の重要性は高くなっているなと思います。


成人式のやりなおしや、個人や団体の支援も行われつつあるようです。

逆に式や形式そのものの見直しが必要だと検討することもあるようです。

どちらに転んでも意味合いも結果も同じですが、めでたい日にはせめて晴れてあれと祈ります。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る