東アジア連合国
日本、中国、モンゴル、韓国、北朝鮮、台湾、香港が2017年に連合国を作った。
目的はアングロサクソンの支配からの脱却。
東アジア人の民族主義が黄色人種として虐げられた過去が、悲しい戦禍の歴史を拭うため、日本がついに東アジアへの国境を開放し、統一政党を作った。
日本連合党
中国共産党
朝鮮民族主義戦線
香港と台湾が申し訳ない程度に議席を取る。
「一党独裁はまずい」
中国共産党以外の党が主張するが、
圧倒的議席を占めてしまう中国共産党は譲らない。
「いいじゃん。民主主義なんだし」
「中国の赤い矢、三千年の歴史が、日本へと文化を伝え、そして朝鮮からやってきたやつらが日本を作り上げた」
香港も台湾も沖縄もそれぞれだ。
「さすがに韓国人、北、中国人を日本にいれるのはどうかと思う」
大体の日本人はそう考えた。
日本の極左政党、革命戦線は強烈にそれらの意見に反対した。
「一回国境を開いたら入ってこないよ」
一度国境を開いて、自由に働けるようにしてみたら、東アジア人たちが日本に入ってきた。
「連合国を作って、どうにか入ってこないようにしよう」
日本連合の始まりだった。
「なぁ東アジアの公用語を日本語にしようぜ」
「한국어←こんなん読めねえよ」
「国を開いたら何するかわかんねえよ」
「夜中にアパートで中華鍋振り回すのやめてよ」
「やくざは在日が多いんだってさ」
俺の名前は”東アジア戦線”
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