第10話 気分屋の毎日



 自分の代わりに大声をあげる

 そんな言葉の威を借りているぼくら


 自分と違うことを言ってる

 他人の言葉をつづけてる



 自分の本当を包み隠した気になって

 匿名で他人をこき下ろして


 はみ出た分、1番濃いところ


 所詮しょせん、自分の思ってる言葉しか目に入ってこないぼくらは。

 今日も気分屋で、知らない言葉に踊ってる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る