第10話 気分屋の毎日



 自分の代わりに大声をあげる

 そんな言葉の威を借りているぼくら


 自分と違うことを言ってる

 他人の言葉をつづけてる



 自分の本当を包み隠した気になって

 匿名で他人をこき下ろして


 はみ出た分、1番濃いところ


 所詮しょせん、自分の思ってる言葉しか目に入ってこないぼくらは。

 今日も気分屋で、知らない言葉に踊ってる。

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