光の住処

 教会の窓 ステンドグラス

 どこかに天使が隠れてる

 朝の光を七色に溶かしてく


 深い深い悲しみの後姿

 自らの過ちに光のシャワーが降り注ぐ

 いつしか洗い流れされていく何か


 静かな静かなこの場所は

 けれど荘厳な曲が流れてる

 耳ではなく心に直接響いてる


 高い高い天井を見上げれば

 沢山の天使たち舞っている

 光の翼きらびやかに降り注ぐ


 祈りはいつか彼の地へも届くでしょうか

 笑顔をなくした悲しみの場所へ

 安らぎを失った混乱の場所へ


 光の涙ひとしずく

 全ての罪を背負った聖人よ

 貴方は今も耐えているのですか


 雲間から漏れる光

 それは天使たちの大切なメッセージ

 この世界全てが聖地なのだと


 いつか光が全てに満ちていく

 穏やかな波の音は今も昔も変わりなく

 ほら 最初の鳥が目覚めの朝を待っている

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