男装王女の華麗なる輿入れ

朝前みちる/ビーズログ文庫

 とある大陸に、星々に愛された――アルビレオ星王国という国がありました。

 その国は四方を大国に囲まれた小国です。

 ですが、大国相手でも一歩も譲ったことはありません。

 それはその国の王族は星の声を聴くことができ、特殊な力を宿していたからです。

 王位の選定方法も独特で、君主は複数の王配を求められていました。


 すべては大切な民を護り、己が信念を貫くため。


 神聖不可侵にして孤高。

 建国以来、初めて無能力者の王女が生まれてもなおその国を侵せた者はいまだいないのです――。

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