第二章 リプレイ編
第6話《魔本導くアナザーワールド》リプレイ①
~オープニングPC2 『教室の噂話』~
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:ではダブルクロス3rdセッション「魔本導くアナザーワールド」をはじめるよー。オープニングはPCナンバー2からです
阿東一価:おっとオレか
GM:そうなんだ、阿東くんなんだ。余裕がなければ椎名くんいこうか?
阿東一価:いや、いいっすよ別に
GM:気合いを入れてシーンインお願いします。
椎名 護:Yeah
阿東一価:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
阿東一価:まぁいいかこの程度は
GM:少し多めですね。えーと、では、阿東くんは子役をやっていて多忙な日々を送ってるわけですが……送ってるんだよね?
阿東一価:送ってるでしょうねぇ。「ふぅ……テレビのお仕事は楽しいですが、こうも収録が続くと大変ですねぇ」とかリプトンでも飲みながら
GM:そんな阿東くんにも義務教育を受ける必要がありますので……
阿東一価:学校には当然行っている。子役は二重生活が大変だね
GM:私立の自由な雰囲気の中学校からは、忙しいときは課題をやって提出しに来てくれればそれでいいよ! とか言われています。
阿東一価:理解があるなぁ!
GM:有名人がいると宣伝になるからね。今日は課題の提出日……ということで、少し教室に姿をみせてくれるとうれしいな
阿東一価:行くよー。3日ぶりの登校だ
GM:それでは君は私立ナントカ中学校※の教室の前までやってきました
※決めてなかった――!!
GM:時刻はHRが終わった直後くらいです。終わりのね
阿東一価:「おはようございまーす」(業界用語)
GM:わあ、すごい。芸能人が入ってきた! ということで、みんなちょっとどうしていいかわからない顔をしています。
女子生徒:「お、おはよ? 阿東くん…」
阿東一価:「や、久し振り伊藤さん。元気にしてた?」
伊藤さん:「う、うん…! やだ! 阿東くんに話しかけられちゃった!」
GM:伊藤さんは友達ときゃーきゃー言ってます
阿東一価:と、一部の野郎からはやっかみを受けそうな言動をしつつも、とりあえず用事は済ませないと。先生はまだ教室にいるんだろうか
GM:クラスには大半の生徒が残っていますが、教師はいません。職員室に戻っちゃったみたいですね
阿東一価:ん、じゃあ伊藤さんからそう聞いたということで
GM:職員室に行く?
阿東一価:「そっかぁ、すれ違っちゃったか。じゃ、ちょっと行ってくるね」行くしかあるまい
GM:では、君が教室を出ようとすると、ひそひそと噂話をしている女子のグループに気が付きます。彼女たちは美貌の阿東くんにも目もくれず、深刻そうな顔をしています。
女子A:「茉莉、まだ家に戻ってないんだって?」
女子B:「うん……おうちの人から連絡がきたけど、まだ……」
GM:あなたは茉莉、という名前がクラス委員の小林茉莉を示すことに気づいていいです。茉莉ちゃんは明るい気さくな子で、阿東くんがたまに学校にきても、積極的に話しかけてくれる子です
阿東一価:ふむふむ
小林茉莉:こんな子※
※カクヨムでは掲載できませんが、当日は画像を用意しました。黒髪ショートヘア、笑顔がかわいいけど、派手すぎない普通の子にしました。
阿東一価:今回随分と用意がいいね!?
GM:いやあ…単純作業がいやになるとこういう方面がはかどるよね!
水島七里:わかるわ
椎名 護:キャラ画像準備大切、うん。
阿東一価:まぁそういうことであれば
GM:それで、女子たちの話しぶりからすると、茉莉ちゃんは何日か前から自宅に戻ってきてないみたいですね
阿東一価:「ちょっといいかな。茉莉さん、というのはB組の?」
女子A:阿東くんに気がついて、女子はぽっと頬を染めながら「そ……そうだよ!」と答えてくれます
阿東一価:「うーん、それは心配だね。知り合いに人探しとか得意な人がいるから、ちょっと相談してみようかな」
女子A:「ほんと……? 芸能人ってすごいんだね」
阿東一価:「あはは、まぁ知り合いはどうしても増えるよ。じゃあね、ごめんね話遮って」ぴろっと手を振って、職員室行きますか
GM:彼女たちに聞きたいことがなければ、このまま課題を渡しに行ってシーンエンドとなります。なにかある?
阿東一価:うーん、今の段階では特には。ここでずっと立ち話してるのも妙だしな
GM:では、君の携帯電話に……電話もってる? 阿東くん
阿東一価:まぁ一応は
GM:UGN夏木支部からかかってきます
阿東一価:はいはい何でしょ。取るよ
籐片木蘭子:「たーいへんっす! たーいへんっす! 阿藤君! すぐに事務所に来てくださいっす!」
NPC籐片木蘭子(とうへんぼく/らんこ):
・UGN職員。オーヴァードかどうかは定かでない。
・調査、情報収集を専門とする。
GM:電話は夏木支部で調査員をしている職員さんからでした
阿東一価:「蘭子さん? どうかしましたか?」
蘭子:「FHセルが…! イリュージョンキングが……! ああ、もう! とにかくたいへんなんす! もう一刻の猶予もありませんっす! 私的に!!」
GM:事務所に来てください、と繰り返すばかりの蘭子さんです。行きます?
阿東一価:「なんかヤバそうですね……分かりました、今から向かいます」
GM:はい。では阿東君が事務所に向かったところでシーンエンドです。
水島七里:事務所に行くにはセーフハウスから呼び出すか街を徘徊する支部を見つけなければならない……
GM:セーフハウスから呼びだしてくださいw
阿東一価:まぁ蘭子さんが中継してくれるでしょw
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