第9話。キャベツ。

ぱく。ぱく。むしゃ。むしゃ。


おっ。美味しそうに食べてるな。何を食べているんだ?


ギャンブラーこと:キャベツよ。キャベツ。


ぱく。ぱく。むしゃ。むしゃ。


キャベツ?朝食それだけか?


ギャンブラーこと:そうよ。


腹減るぞ。ちゃんと食べろよ。


ギャンブラーこと:良いの!美味しいの!


ミサトさん:あら。凄いごちそう。相変わらずグルメね。


シンジ君:僕達、庶民には、味わえない品々だよ。


ギャンブラーこと:そ。そう…。


ミサトさん:私達も、そんなごちそう食べれる様に、がんばらなきゃね。


シンジ君:そうだね。ミサトさん。彼女の様にならなきゃ。


そう言うと2人は帰っていった。




ぱく。ぱく。むしゃ。むしゃ。


しかし、良く飽きないな。キャベツだけだろ。


ギャンブラーこと:食べ物に感謝してたら、そんな事言えないわ。この贅沢者め。




ぱく。ぱく。むしゃ。むしゃ。


まだ食べるのか?結構食べただろ?


ギャンブラーこと:キャベツ5個食べるの。く。くるしい…。


無理するな!もうやめておけ。


ギャンブラーこと:だって…。今日のご飯これだけだから…。




ぱく…。ぱく…。むしゃ…。むしゃ…。


ギャンブラーこと:もう…。むり…。


当たり前だ。後で食え。


ギャンブラーこと:うんどう…。しとく…。


運動?


ギャンブラーこと:ほほーい…。ほい…ほい…ほーいの…。ほいさっさ…。

ぽちっと…ぽちっと…。ぽーちっと…。


ぐぇ…。きもちわる…。

ねる…。おやすみ…。



こうして、ギャンブラーことの、日常は続いていく。

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