この作品の猿のような人生を送れたらどんなに良いか!というのが最初の感想。
ですが、たぶんそういう事じゃないんですよね。
どちらかというと、自分は人のためになるようなこと何も出来てないなって思っている人にこそ読んで欲しい物語なのだと思います。そういう人が読むと、もしかしたら自分にもこの猿みたいなことが起こってるかも?って感じてもらえるのではないか!そう思いました。
かく言う私もそんな一人です。
【 PURINさんの童話シリーズ1~5共通の感想 】
『落っこちた木の実』以外は少し恐い描写が含まれるので、子供向けというよりは大人のための童話と言えると思います。
どの作品も考えさせられる寓意を含んでいます。
どうせなら1~5すべて読んでみることをお勧めします。