第7夜 入水願い

2016/09/01 haruka

嵐が通過した後、あっけなく夏は終わってしまい、秋を迎えた。


久しぶりにあうそのヒトは、今迄知らなかった一面を僕に魅せた。

どこか懐かしさを感じたのは、面影が似ていたからだろう。


過去は積み重なって、僕を形成しているし、思い出すとか忘れるとか、そんな次元の話では無い。

今の僕では満足出来ないから、進化を強いるのだ。


ヒトは簡単に変われると、いつも思う。

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