一度終わった世界(崩壊までの3年間)

中島鏡花

 プロローグ

ある日4つの世界が融合した。

1つ目の世界は魔術師達のいる魔術世界。

2つ目の世界はは幻獣や妖怪が存在する世界、ファンタジー世界。

3つ目の世界は全てを機械が操作する超科学世界。

4つ目の世界は全ての世界の中心にある、大した特徴の無いこの現代世界。

でもどの世界の住人も世界が融合した事を知らなかった。夢にも思って無かっただろう。

何故ならどの世界も融合する前と変わらなかったからだ。そして融合したとは言え、他の世界に行く事は不可能だった。

世界が融合して約1年後、現代世界に異常が起こり始めた。現代の世界に不思議な力を持った子供達が現れ始めた。

科学者達はそれを異能力と呼んだ。でも異能力を持った子供達はこの世界に60人弱しか居なかった。

国家主席達は一つの孤島に学園を作り、その学園に異能力を持った子供達を集めた。

主席達は学園の事と異能力者の事を国家機密にした。

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