コンデンスライフ~これは素晴らしい作品です~

 その日、とある星で衝撃的なニュースが駆け巡った。ほかの星に調査しにいったきり連絡が取れなくなり、死んだものだと思われていた調査員たちが帰還したのだ。


 それから数日後。ある病院では、多くの人々が集まり、調査員たちが出てくる姿を今か今かと楽しみに待っていた。とてつもなく長い宇宙生活で自力では歩けなくなった調査員たちは宇宙船から運び出された後、急いで集中治療室へ運ばれたため、どうして彼らが助かったのかを今まで語られる機会が退院するこの日までなかったため、その理由を誰よりも早く知りたくて仕方なかった。


 病院の中で一番大きい部屋では、外ですし詰めのようになって集まる人々と打って変わって、記者たちが座る席に規則正しく収まっていてがざわざわと集まっていた。

 そこへ、調査員のリーダーであったダイコンがその健康的な姿を見せた。彼は記者たちの前であの日、何があったのかを聞き取りやすいよう、ゆっくりと話していった。


「あの日、調査に向かった我々の宇宙船が宇宙嵐に巻き込まれ、無線機が壊れてしまいました。しかし、我々は幸運でした。我々がリーゼリア146と呼んでいた星に流れ着いたのです。リーゼリア146に不時着した後、我々の無事と宇宙船が飛び立ち、すぐにでも帰還できることを確認してから星の調査を行いました。星の中は我々の異星間防御服がなければすぐにでも干からびてしまうくらいひどく暑かったため、地上で知的生命体に出会うことはついにありませんでしたが、何かを表現したであろう謎の像や触れるとぐずぐずに溶けてしまう四角い箱のような建物などがあり、高度な知識を持った何らかの生き物がいた痕跡があったと思われます。

 流れ着いた星は今回の調査対象から外れていましたが後学と更なる調査の為にもう一度調査したいと思っております。

 そのため、この星から持ち帰れそうにないかと辺りを探したのですが、装備が不十分だったことや大きいものやすぐに崩れてしまうものばかりで諦めていましたが、ちょうどよく持ってくることが出来るものがありました。病院に運ばれる時に、その解析をお願いしていましたものが、もうすぐこちらに届く予定です」


 ダイコンが言い終わると同時に、黒いサングラスをかけた大男が部屋に入り、彼にとある本を手渡した。この本こそダイコンが言った、星から持ってきたものであった。

 ダイコンがそれを受け取ると、記者たちの目の前に見せた。そこに書かれていた内容は次のような内容であった。






“うちのなまえは、でんちゅう。現役小学6年


 今、小3の彼、✚きりさき✚がおる


 年下の彼はバリバリのイケメンなのメッチャkakkoii( ´艸`)←ノロケカョ


 そん時やったた


 ドンッ、バシャバシャ、ぶ~~~~~~~~ん、グシャッ


「キャーやめて!」


 ✚きりさき✚がマッハ50くらいで飛んだ


 ふぁーーーーーーーーーo(`▽´)oきゃんぷふゃいあー


 ✚きりさき✚がいなくなって、私が悲しくてシクシク泣いていると・・・


 突如、まひり・まひるの3人組が音もなくあらわれた。


「なんでこんあことするの」


「ぁんた、ぅちら、ぅらぎったじゃΝ」


 ぅち、ぃじめをぅけていた


 すると突然、✚きりさき✚の声がした。


「ぉれ、ぅわきしてた」ばん!!!


 ✚きりさき✚ひどいよ

 ぅち、しんじていたのに


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