次元の裂け目キャラ紹介※ネタバレ有
四つ目
主人公と初期メイン面子
※完成しておらず、少しづつ増やします。
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主人公
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●田中太郎
高校の夏休みに祖父の家に遊びに行き、近隣の子供たちと川遊びをしていたら溺れて、次元の裂け目に落ちた少年。
基本的には誠実で、ゆったり系で、どこか抜けている思考回路。
ただ荒事に慣れていない訳ではなく、頭に血が上ると普段と大分差がある行動に出る。
辿り着いた先で出会った規格外の人達に生きる術を叩き込まれ、規格外と知らずに習得していく。
才能も根性も本来はそこまである方ではなく、メンタルもそこまで強くない。
唯々状況の異常さを受け入れて、生きるための最低限を手に入れようとし、楽しむことに決めた結果が、この世界の『タロウ』を形作る。
彼の物事を受け入れる力は、心が強いからのではなく、弱いからの物。
弱いからこそ、心に平穏を保とうと、物事を受け入れる。
心を許した人に依存するタイプ。
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8英雄
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●リファイン・ボウドル・ウィネス・ドリエネズ
ウムル王国に二人だけ許される、騎士最高位の聖騎士の名『ボウドル』とウムル王国最高の剣士の称号『ウィネス』の二つの名を持つ女。
短い赤髪で、赤い装備を纏う。怪力無双、一騎当千、剣戟のみであらゆる全てを打ち砕く。
誤解されがちだが、繊細な剣技も出来る。タロウの奥底に、実戦の恐怖と対応力を植え付ける一人。
孤児であり、孤児院の名を姓に持つ。昔からの知り合いは彼女をリンと呼ぶ。
細かい事はあまり考えない、気のいい姐さん。ただしメンタルは実は弱い。スタイル良し。
ウムル王と婚約をしており、幼い事から彼の事を好いていた。
●ミルカ・ドアズ・グラネス
ウムル王国拳闘士隊総隊長。 ウムル王国最高位の拳士の称号『ドアズ』を持つ女。
体術を極めたものの一つの到達点と言えるほどの武術の使い手であり、今や使う者はほぼいないとされている気功仙術(ガウ・ヴァーフ)の使い手。
両親は殺害され、孤児となり、幼い時をリファインと同じ孤児院で育つ。
イナイを武術の師とし、リファインを戦の師とし、セルエスを魔術の師とする。
ある意味では、タロウの前身とも思える立ち位置。最も本人が力を欲するまでは可愛がられていた。
本来は暗部であった拳士隊を表舞台の存在に成した。ゆえに彼女の『ドアズ』は歴代ドアズとは違う意味を持つ。
無頓着、面倒くさがり、無口。武術と仕事が絡まないと素晴らしいダメ人間を発揮する。
ガタイはいいが、胸は無い。本当に平ら。彼氏持ち。
タロウの戦闘の基礎を作り上げる。
●セルエス・ファウ・グラウギネブ・ウムル
ウムル王国王位継承権第1位。ウムル王国第一王女。魔術師隊総隊長。
ウムル王国、王家縁の名『ファウ』と魔術師最高位の称号『グラウギネブ』を持つ純正魔術師であり、世界の深淵を覗く者。彼女は魔術師として完成形であり、理想形。
ただしそれは魔術師としての完成形であり、その先に辿り着くことはできないのも彼女という魔術師の到達点である。
故にその先に辿り着く才能を持ちながら、使いこなせない弟を心の底から嫌っていると同時に、大事にも思ってはいる。
足を止め、いくつもの障壁と攻撃魔術を同時展開し、時間をかければかける程その数を増していく完全な強固固定砲台。
愛刀である直刀「クヌルイアス」を護身用に持ち、その技術も下手な剣士より秀でている。
スタイルがよく、いつも笑顔で、黙っていれば男が纏わりつくであろう容姿。
だが、口を開くとうさん臭さ全開であり、どこか緩さを感じる口調ですら隠せない、漏れ出る黒さがある。
だがそれすらも全て許容する婚約者もち。
タロウに魔術を使えるきっかけを作った本人。魔術行使を『理解』するための魔術を使った。
セルエス本人は気が付いていないが、その深淵を覗き込み、そうあれかしと受け入れた事が、タロウを規格外へ進める一歩だった。
●イナイ・ウルズエス・ステル
ウムル王国、国家技工士筆頭。国に仕える技工士の最高位『ウルズエス』を持つ女。
若くして技工の技術を修め、国に多大な貢献をもたらした技工士。
ウムルで彼女の開発した技工具を見かけない事など無いというレベル。
自身の製作物の証として、クエナ(猫)をどこかに組み込む。
子供体形を気にしており、大人っぽい事に憧れる。
年を取るにつれ公の場では年相応に振る舞うものの、私生活ではコンプレックス全開だった。
技工が絡まなければ常識人。公の場と私生活の言葉の使い分けもちゃんとやる『大人』。
魔導技工の武具の製作も長けており、魔導技工外装と呼ぶ特殊兵装を作り上げ、高い戦闘能力を持つ。
高い魔術と武術の使い手でもあり、魔導技工外装を纏った時も、それを利用する事により高い戦闘能力を持つに至った。
タロウと出会ってからは可愛らしい服装に身を包むことが多くなる。
技工の技術をタロウに教えるが、他のメンツよりは緩め。
タロウを愛し、支え、たとえ道を逸れても添い遂げる覚悟を持つ。
●アロネス・イルミルド・ネーレス
国家錬金術師筆頭。国家に仕える錬金術師として最高位『イルミルド』を持つ男。
薬師の義父に拾われ、その技術を受け継いだことを誇りに持つ錬金術師。ただしつっこんで聞かれない限り自分の事は『薬師』と答える。
高い魔術の技量を持ち、様々な地を単独で旅し、錬金術師として様々な物を発見、研究、公表し、技術の発展の礎を築く。
同時に魔術を組み込む錬金術の技術も高く、様々な道具を生み出す。本人のこだわりから薬系統が多い。
魔術のみならず、世界の力の形である精霊を使役する術を持つ。とはいえいう事を素直に聞く精霊は限られている。
モノクルイケメン。だが、そのイケメンが残念に思える時があるぐらい悪戯好き。
ただ、性格が悪いわけでは無く、むしろ気のいい兄さん。ただし悪乗りが酷い。
興味を持つと、その事柄を最優先して、面倒を無視する。
タロウに色々と教えているが、教えたら楽しいかなと思う事を優先して教えているため、色々と偏りが酷い。
●アルネ・イギフォネア・ボロードル
国家鍛冶師筆頭。国に仕える鍛冶師の最高位『イギフォネア』を持つ男。
筋骨隆々の大男であり、戦闘の技量も、その幅の広さはウムル王国随一。
使い手の理を知らず、優秀な武具など作れないという持論の元、様々な武術を修めている。
過去リンとの間にあった出来事から、国に心から使えることを決めた。
勿論鍛冶そのものの技量も高く、その技術は最高位の名に相応しい。
人によっては何も細かい事を教えない人と思われることも有る。
本人は、手順も製法も教えた後の事は、本人の感覚次第と、それ以上の事はとりあえずやらせるタイプ。
技術とは見て、やって、失敗して、繰り返して、体で覚える物と思っている。
なので、上手く行くまでのんびりやろうぜ的な思考回路で人に教える。
タロウはそれが肌に合い、割と色々習得してたりする。
●グルドウル・ファウ・グラウド・ウムル
ウムル王国王位継承権第3位。ウムル王国第2王子。魔術師隊所属。
王家所縁の名『ファウ』と国に仕える高位魔術師の称号『グラウド』を持つ男。
魔術師隊所属のままにされているが、実際はほぼ失踪扱い。だが本人の地位と、目的を理由に名は残してある。
姉を超え、国を脅かすものを全て撃退できる『魔法使い』になるべく修行をしている魔術師。
その才能は確かなもので、本当に魔法使いの片鱗を開いている。魔術とは違う魔術。魔法に届かない、魔法の様な魔術を使う。
タロウにその技術を見せ、習得する切っ掛けを作った。
ただタロウが使う物と、彼が使う物は、根本が違う為、完全に同じものではない。
魔力量だけは随一。
イナイに惚れていたが、その想いを彼女に告げる事は無い。
●ウームロウ・ボウドル・ウッブルネ
ウムル王国に二人だけ許される、騎士最高位の聖騎士『ボウドル』の名を持つ男。
剣の技量に関してはリン以外並び立つ者がおらず、誰もが認める聖騎士。
先代ウムル王の頃から聖騎士であり、リンを鍛えた人間。
魔術もけして低く無い技量を持つが、あくまでも剣を誇りに持ち、剣をもって戦う。
王に傍らに立ち、守る、本物の騎士。
愛妻家であり娘も可愛くて仕方ない父親。
8英雄唯一タロウに何も授けていない人。
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