第183話 がんセンター検診と糖尿病外来
約四か月ぶりにがんセンターに検診に行ってきました。
最近はここはで血液検査は何の問題もなく、すっと終わります。
診察時には前回やったCTの検査結果の話になりました。
「結果から言うと再発とか問題はありませんでした」
と言われた後に、何やら不可解な事を言われました。
「問題は無いんですけど、肺に影があって肺炎があった跡がありますね」
と。へっ?肺炎?
このCTを撮ったのは八月ぐらいだったはずだけど、肺炎になったどころか風邪だって引いてなかったはずなんだけど。
怖っ!何それ。
先生にどういう事が聞こうとすると、再発とかじゃないですから大丈夫です、と。
大丈夫って、肺炎ってどういう事?
大丈夫と言われたはずなのに、何か変に不安になった診察だった。
という感じでがんセンターは次回また四か月後。
その10日後の今日は糖尿病の方の病院に行きました。
朝一番の予約で行ったんだけど、異様に並んでいる。
この病院は一応、総合病院だけど古めの建物で、地元の評判もそれほどじゃないので普段は専門外来の患者さん以外はあまりいない病院なのだ。
なのに今日はいつもの4~5倍の人が待っている。
周りを良く見ていると、どうやらインフルエンザのワクチンが再入荷した事による、予防接種希望者が押し寄せていたようだ。
あまりに多くて、待合室は『密』になっていた。
そしてこの病院では毎回、採血がとても時間がかかり苦労するのだ。
今日も大変だった。
まず、普通に採血室で二回やったものの失敗。
「横になって、腕を温めて採りましょう」
と言われ、緊急外来のベッドに連れて行かれた。
ここでも三回ほど失敗する。
けれど三回目は必要な分の2/3は採れたので、先生に確認して今回はこれだけでOKという事になった。
この緊急外来のベッドで横になっている時に、カーテンを隔てた隣で処置されている人の家族に、状態説明をする先生や看護師さんの話が頻繁に聞こえてきた。
一人は脳の血管が破れて運ばれてきて、危篤状態になっている人。
次の人が、二十代で練炭自殺を図った人だった。
これが妙に中々に生々しく、ドキドキしてしまった。
そうやって採血したのちの診察では、またまた数値が全体的に良くなっていて、今回も薬を減らしてもらえた。
もうこれで、糖尿病の薬は一種類だけになった。
最高に多いときは糖尿病の薬が四種類と痛風の薬もあったので、かなり減った事になる。
緊急事態宣言後から、毎日運動しているのが良い効果が出ているようだった。
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